イニゴ・デ・ラ・セルナ
イニゴ・デ・ラ・セルナ | |
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Íñigo de la Serna | |
スペイン 勧業大臣 | |
任期 2016年11月4日 – 2018年6月1日 | |
首相 | マリアーノ・ラホイ・ブレイ |
サンタンデール市長 | |
任期 2007年6月16日 – 2016年11月4日 | |
欧州自治体・地域協議会(CEMR)会長 | |
任期 2015年6月26日 – 2016年12月12日 | |
スペイン地方自治体連盟代表 | |
任期 2012年7月23日 – 2015年9月19日 | |
サンタンデール市議会議員 | |
任期 2003年6月14日 – 2016年11月4日 | |
個人情報 | |
生誕 | 1971年1月10日(54歳) スペイン・ビスカヤ県ビルバオ |
政党 | 国民党(PP) |
出身校 | カンタブリア大学 |
イニゴ・デ・ラ・セルナ・エルナイス(バスク語: Íñigo Joaquín de la Serna Hernáiz、1971年6月10日 - )は、スペイン・ビスカヤ県ビルバオ出身の政治家。国民党 (PP) 所属。2007年から2016年までサンタンデール市長を務めた。2016年から2018年までスペイン政府第2次ラホイ内閣で勧業大臣を務めた[1]。
経歴
[編集]政治家転身前
[編集]1971年にビスカヤ県ビルバオに生まれたが、その後の人生の大部分をカンタブリア州サンタンデールで暮らしている。サンタンデールのサン・アグスティン学院で学び、アメリカ合衆国オハイオ州で交換留学生として大学オリエンテーションコースを過ごした。その後は地元のカンタブリア大学土木工学校で学び、土木工学の学位を取得した[2]。大学卒業後にはエンジニアとして働いた。
政治家転身後
[編集]1999年にはカンタブリア州政府環境評議会の主任に任命された。2003年にはサンタンデール市環境・水道・海岸部門に勤務し、同年のサンタンデール市議会議員選挙で当選した。2004年には国民党(PP)カンタブリア州支部の副支部長に選出された。
サンタンデール市長
[編集]2007年のサンタンデール市議会議員選挙には候補者名簿筆頭(市長候補)として臨んで当選した。国民党は27議席のうち過半数の15議席を獲得し、36歳のデ・ラ・セルナがサンタンデール市長に選出された。1995年に30歳でトレド市長に当選したアグスティン・コンデに続いて、県都の自治体としては歴代2番目の若さで就任した市長となった。2011年のサンタンデール市議会議員選挙でも候補者名簿筆頭として臨み、国民党は27議席のうち過半数の18議席を獲得、デ・ラ・セルナは市長に再選された。
デ・ラ・セルナはサンタンデールのスマートシティ化(スマートサンタンデール)を進め、中心市街地へのボティン芸術文化センターの建設にも取り組んだ[3][4]。2012年7月にはスペイン地方自治体連盟の代表に選出された[5]。2015年のサンタンデール市議会議員選挙でも候補者名簿筆頭として臨み、国民党は27議席のうち13議席を獲得に終わったが、他政党との合意のおかげでデ・ラ・セルナは市長に再選された。この年の地方自治体議会議員選挙では国民党の凋落が著しく、サンタンデールで国民党が得た40%という得票率は、県都の自治体としてはもっとも高かった。2015年6月には欧州自治体・地域協議会(CEMR)の会長に選出された。
スペイン政府勧業大臣
[編集]2016年11月4日には、スペイン政府第2次ラホイ内閣の勧業大臣に就任した。デ・ラ・セルナは2013年7月に起こったサンティアゴ・デ・コンポステーラ列車脱線事故の議会内捜査委員会の設置を支持してしたが、勧業大臣就任後には捜査委員会の設置を拒否した[6]。
脚注
[編集]- ^ “Íñigo de la Serna toma posesión como nuevo ministro de Fomento”. Teleprensa. 2017年8月23日閲覧。
- ^ “Íñigo de la Serna, nuevo ministro de Fomento”. エル・ディアリオ・モンタニェス. (2016年11月3日) 2017年8月23日閲覧。
- ^ Mantilla, Jesús Ruiz (2017年3月30日). “El Centro Botín, de Renzo Piano, se inaugurará el 23 de junio en Santander”. エル・パイス 2017年8月23日閲覧。
- ^ “El Centro Botín retrasa su apertura hasta 2015”. エル・ディアリオ・モンタニェス. (July 22, 2014) 2017-08-23S閲覧。
- ^ Blanco, Fraile y. “Quienes somos”. Red ciudades inteligentes. 2017年8月23日閲覧。
- ^ “De la Serna rehúye ahora la investigación sobre Angrois que apoyó siendo alcalde”. ラ・ボス・デ・ガリシア. (2016年12月30日) 2017年8月23日閲覧。
外部リンク
[編集]- イニゴ・デ・ラ・セルナ (@idlserna) - X(旧Twitter)
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