イソラムネチン
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イソラムネチン | |
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3,5,7-trihydroxy-2-(4-hydroxy-3-methoxyphenyl)chromen-4-one | |
別称 3-methylquercetin 3-Methylquercetin Isorhamnetol isorhamentin isorhamnetine iso-rhamnetin 3'-Methoxyquercetin Tamarixetin | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 480-19-3 |
PubChem | 5281654 |
UNII | 73WRA8Z8M8 |
日化辞番号 | J1.543A |
KEGG | C10084 |
ChEMBL | CHEMBL379064 |
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特性 | |
化学式 | C16H12O7 |
モル質量 | 316.26 g mol−1 |
精密質量 | 316.058303 u |
融点 |
307 °C, 580 K, 585 °F |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
イソラムネチン(isorhamnetin)は、O-メチル化フラボノールに分類される化学物質である。ケルセチンの3'位の水酸基(-OH)をメトキシ基に置換した構造となっている。ガマやメキシコおよび中央アメリカの幻覚植物であるニオイマンジュギクに含まれている[1]。
代謝酵素
[編集]- クェルセチン 3-O-メチルトランスフェラーゼ
- S-アデノシル-L-メチオニンとクェルセチンを基質として、S-アデノシル-L-ホモシステインとイソラムネチンを生成する。
- 3-メチルクェルセチン 7-O-メチルトランスフェラーゼ
- S-アデノシル-L-メチオニンとイソラムネチンを基質として、S-アデノシル-L-ホモシステインとラムナジンを生成する。
配糖体
[編集]- イソラムネチン-3-O-ルチノシド-7-O-グルコシド
- イソラムネチン-3-O-ルチノシド-4'-O-グルコシド
脚注
[編集]- ^ Bohm, Bruce A.; Tod F. Stuessy (2007). Flavonoids of the sunflower family (Asteraceae). Springer. pp. 597. ISBN 9783211834794