イスラエル国防軍歴史博物館
表示
イスラエル国防軍歴史博物館 | |
---|---|
Batey ha-Osef 入口部分 | |
施設情報 | |
専門分野 | 軍事(戦闘車両の展示など) |
所在地 | Tel Aviv-Yafo, Israel |
位置 | 北緯32度03分36秒 東経34度45分44秒 / 北緯32.060008度 東経34.762359度 |
プロジェクト:GLAM |
イスラエル国防軍歴史博物館は、イスラエルのテルアビブの南、ヤッファ地区にある軍事博物館。英語表記ではIsrael Defense Forces History Museumである。現地イスラエルでは、"בתי האוסף" という名称で知られ、これをアルファベット表記した、Batey ha-Osef、Bet Ha'Aossefなどの表記も見られる。Batey ha-Osef は"コレクション・ハウス"というような意味になる。2020年に他の場所に移転されるため、現在閉館中。
概要
[編集]この博物館では、名前の通り、イギリス委任統治領パレスチナ時代の活動から現代に至るまでのイスラエル国防軍の歴史について扱っており、展示物も、第一次中東戦争に製造され使用されたサンドイッチ装甲車、76.2mmダヴィドカ迫撃砲や即製のロケット砲や火炎放射器、ハガナーの地下製造所で生産されたドロール軽機関銃、その古めかしさから"ナポレオニック"と呼ばれたM1906 65mm山砲などから、その後の中東戦争で使用された数々の戦車や装甲戦闘車両、レバノン内戦で使用されたと見られるテクニカルの類まで多岐にわたる。
また、野砲や榴弾砲なども多い。珍しいものでは野外用の炊事車両(フィールドキッチン)なども展示されている。
展示車両の一例
[編集]- 展示車両の詳細は右記 ウィキメディア・コモンズ のリンク先も御参照下さい。
-
サンドイッチ装甲車の一種。
-
ダヴィドカと同じ、David Leibowitch によって製作された迫撃砲
-
即製の迫撃砲の一種
-
即製の迫撃砲の一種
-
即製の火炎放射器
-
即製のロケットランチャー
-
エジプト製のT-34/100
-
シリア製のT-34/D-30
-
ソ連製のKP-2-49フィールドキッチン
関連項目
[編集]- イスラエル国防軍
- ラトルン戦車博物館 - 主にイスラエル軍の陸上兵器に関する展示を行う博物館。
- イスラエル空軍博物館 - 主にイスラエル軍の航空兵器に関する展示を行う博物館。
- イスラエル海軍博物館 - 主にイスラエル軍の海上兵器に関する展示を行う博物館。