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イサザアミ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
イサザアミ
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
亜門 : 甲殻亜門 Crustacea
: 軟甲綱 Malacostraca
亜綱 : 真軟甲亜綱 Eumalacostraca
上目 : フクロエビ上目 Peracarida
: アミ目 Mysida
亜目 : アミ亜目 Mysida
: アミ科 Mysidae
: イサザアミ属 Neomysis
: イサザアミ Neomysis awatschensis[1]
学名
Neomysis awatschensis (Brandt, 1851)[1]

イサザアミ(学名:Neomysis awatschensis (Brandt, 1851)[1]) は、アミ目アミ科イサザアミ属の一種。

形態

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体長1cmほどで、典型的なアミ類の形態をしており、頭胸甲の先端が丸く、尾節についても丸みのある長三角形の形をしている。 側縁に約20本程度の刺が並び、末端には長短1対ずつの棘が存在する。

分布

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日本各地の汽水域、淡水域を生息地としている。また、世界的にはロシアシベリア、北アメリカ太平洋側沿岸域にも分布している。

分類

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本属のアミは本種のみでなく、日本では5種が報告されており、地域によっては複数種が同じ水域に棲息している[2]

利用

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古くより食用とされ、佃煮、天ぷら、煮物やその他かき揚げ等にもされ食されている。飼料として生体、または冷凍したものを「ホワイトシュリンプ」の名称で販売されている。

脚注・出典

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  1. ^ a b c 遊佐貴志、千葉晋「北海道東部の藻場におけるアミ類種組成の空間変異」『日本ベントス学会誌』第69巻第1号、日本ベントス学会、2014年、18-22頁、NAID 130004851552 p.20
  2. ^ 遊佐・千葉(2014),p.18

参考文献

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  • 遊佐貴志・千葉晋、「北海道東部のも場におけるアミ類種組成の空間変異」、日本ベントス学会誌 69.p.18-22