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イエスイヤーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『イエスイヤーズ』
イエスコンピレーション・アルバム
リリース
録音 1969年 - 1991年
ジャンル プログレッシブ・ロック
時間
レーベル アトコ・レコード
プロデュース イエス、ポール・クレイ、トニー・コルトン、エディ・オフォードトレヴァー・ホーントレヴァー・ラビン、ポール・ド・ヴィリエ
イエス アルバム 年表
結晶
(1991年)
イエスイヤーズ
(1991年)
イエスストーリー
(1992年)
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専門評論家によるレビュー
レビュー・スコア
出典評価
Allmusic4.5/5stars [1]

イエスイヤーズ』(Yesyears)は、1991年8月にアトコ・レコードからリリースされた、イングランドプログレッシブ・ロック・バンド、イエス初のボックスセット(4枚組)である。グループが1990年に8人編成となったときにアトコ・レコードを離れてアリスタ・レコードに移籍した後、契約によりアトコ・レコードはバンドのバック・カタログを取得する権利を与えられ、キャリア全体にわたるボックスセットをリリースできるようになった。『イエスイヤーズ』には、ジョー・ガストワートによってデジタル・リマスターされた、未発表ミックスと未発表曲を含む、1969年から1991年にかけてのスタジオ・トラックとライブ・トラックが収録されている。

『イエスイヤーズ』の主な魅力の1つは、かつてリリースされなかった数多くの曲を含むレアなマテリアルの収録と、イエスの歴史を詳述したフルカラーの小冊子であった。

このパッケージの圧縮バージョンである『イエスストーリー』は、1992年に2枚組となってリリースされている。

『イエスイヤーズ』は、ライノ・レコードからの(5枚組)ボックスセット『IN A WORD:ヒストリーBOX』が2002年にリリースされる前、1990年代後半に発売が終了された。『イエスイヤーズ』には収録されていて、『IN A WORD:ヒストリーBOX』に収録されていないレアなマテリアルのほとんどは、2003年と2004年にライノがイエスのアルバムを再発した際に各アルバムにボーナストラックとして収録された。

同時期にドキュメンタリー映像版の『イエスイヤーズ』も発売されている。ジャケットはロジャー・ディーンによる同じイラストを使用。

収録曲

[編集]
ディスク1
#タイトル作詞・作曲収録元時間
1.サムシングス・カミング (ステレオ・ミックス) - "Something's Coming"」レナード・バーンスタインスティーヴン・ソンドハイム1969年7月発売のシングル「Sweetness」のB面。『イエス・サード・アルバム』の再発盤(2003年)にはUKシングルのモノ・ミックスが含まれているが、これは1970年にオランダでA面としてリリースされたステレオ・ミックス。
2.「サヴァイヴァル - "Survival"」ジョン・アンダーソンイエス・ファースト・アルバム』 (1969年)
3.エヴリ・リトル・シング - "Every Little Thing"」レノン=マッカートニー『イエス・ファースト・アルバム』 (1969年)
4.「ゼン - "Then"」アンダーソンBBC録音、1970年1月19日
5.「エヴリデイズ - "Everydays"」スティーヴン・スティルスBBC録音、1969年8月4日
6.「スウィート・ドリームス - "Sweet Dreams"」アンダーソン、デヴィッド・フォスター時間と言葉』 (1970年)
7.「チャンスも経験もいらない - "No Opportunity Necessary, No Experience Needed"」リッチー・ヘブンス『時間と言葉』 (1970年)
8.「時間と言葉 - "Time and a Word"」アンダーソン、フォスター『時間と言葉』 (1970年)
9.「スターシップ・トゥルーパー - "Starship Trooper"
  • a. ライフ・シーカー - "Life Seeker"
  • b. ディシルージョン - "Disillusion"
  • c. ワーム - "Würm"」
アンダーソン、クリス・スクワイアスティーヴ・ハウ『イエス・サード・アルバム』 (1971年)
10.「ユアズ・イズ・ノー・ディスグレイス - "Yours Is No Disgrace"」アンダーソン、スクワイア、ハウ、トニー・ケイビル・ブルーフォード『イエス・サード・アルバム』 (1971年)
11.「アイヴ・シーン・オール・グッド・ピープル - "I've Seen All Good People"
  • a. ユア・ムーヴ - "Your Move"
  • b. オール・グッド・ピープル - "All Good People"」
  • アンダーソン、スクワイア『イエス・サード・アルバム』 (1971年)
    12.「遥かなる想い出 - "Long Distance Runaround"」アンダーソンこわれもの』 (1971年)
    13.「ザ・フィッシュ - "The Fish (Schindleria Praematurus)"」スクワイア『こわれもの』 (1971年)
    合計時間:
    ディスク2
    #タイトル作詞・作曲収録元時間
    1.「ラウンドアバウト - "Roundabout"」アンダーソン、ハウ『こわれもの』 (1971年)
    2.「燃える朝やけ - "Heart of the Sunrise"」アンダーソン、スクワイア、ブルーフォード『こわれもの』 (1971年)
    3.アメリカ - "America"」(Single edit)ポール・サイモン1972年7月のシングルA面。コンピレーション『The New Age of Atlantic』(1972年)や『イエスタデイズ』(1975年)にはフル・バージョンを収録
    4.「危機 - "Close to the Edge"
    • I. 着実な変革 - "The Solid Time of Change"
    • II. 全体保持(トータル・マス・リテイン) - "Total Mass Retain"
    • III. 盛衰 - "I Get Up I Get Down"
    • IV. 人の四季 - "Seasons of Man"」
    アンダーソン、ハウ危機』 (1972年)
    5.「儀式 - "Ritual (Nous Sommes du Soleil)"」アンダーソン、ハウ、スクワイア、リック・ウェイクマンアラン・ホワイト海洋地形学の物語』 (1973年)
    6.「サウンド・チェイサー - "Sound Chaser"」アンダーソン、ハウ、スクワイア、ホワイト、パトリック・モラーツリレイヤー』 (1974年)
    合計時間:
    ディスク3
    #タイトル作詞・作曲収録元時間
    1.「スーン (シングル・エディット) - "Soon"」(Single edit)アンダーソン1975年1月のシングルA面。『リレイヤー』 (1974年)の「錯乱の扉」より抜粋
    2.アメイジング・グレース - "Amazing Grace"」伝統歌 アレンジ:スクワイア未発表。1976年11月4日、ロンドン録音。『究極』再発盤 (2003年)にも収録
    3.「ヴェヴェイ パート1 - "Vevey, Part One"」アンダーソン、ウェイクマン未発表。1977年2月23日ヴヴェイ録音。別レコーディング・バージョンが『究極』再発盤 (2003年)に収録
    4.「不思議なお話を - "Wonderous Stories"」アンダーソン『究極』 (1977年)
    5.「悟りの境地 - "Awaken"」アンダーソン、ハウ『究極』 (1977年)
    6.「モントルーズ・テーマ - "Montreux's Theme"」ハウ、スクワイア、アンダーソン、ホワイト未発表。『究極』セッションにて1976年後半/1977年初期に録音。『究極』再発盤 (2003年)に収録
    7.「ヴェヴェイ パート2 - "Vevey, Part Two"」アンダーソン、ウェイクマン未発表。1977年2月23日ヴヴェイ録音。別レコーディング・バージョンが『究極』再発盤 (2003年)に収録
    8.「究極 - "Going for the One"」アンダーソン『究極』 (1977年)
    9.「マネー - "Money"」スクワイア、アンダーソン、ホワイト、ウェイクマン未発表。1978年3月31日『トーマト』セッションにてロンドン録音。同再発盤 (2004年)に収録。語りのオーバーダブはリック・ウェイクマン
    10.「アビレーン - "Abilene"」ハウ1978年8月のシングル「クジラに愛を」B面(英国盤)。『トーマト』再発盤 (2004年)に収録
    11.「クジラに愛を - "Don't Kill the Whale"」アンダーソン、スクワイア『トーマト』 (1978年)
    12.「自由の翼 - "On the Silent Wings of Freedom"」アンダーソン、スクワイア『トーマト』 (1978年)
    13.「夢の出来事 - "Does It Really Happen?"」ジェフ・ダウンズトレヴァー・ホーン、ハウ、スクワイア、ホワイトドラマ』 (1980年)
    14.「光陰矢の如し - "Tempus Fugit"」ダウンズ、ホーン、ハウ、スクワイア、ホワイト『ドラマ』 (1980年)
    15.「ラン・ウィズ・ザ・フォックス - "Run with the Fox"」スクワイア、ホワイト、ピーター・シンフィールド1981年12月のシングルA面。クリス・スクワイア&アラン・ホワイト名義
    16.アイム・ダウン - "I'm Down"」レノン=マッカートニー未発表。1976年6月17日、ニュージャージー州ジャージーシティ・ルーズベルト・スタジアムにてライブ録音
    合計時間:
    ディスク4
    #タイトル作詞・作曲収録元時間
    1.「メイク・イット・イージー - "Make It Easy"」トレヴァー・ラビン未発表。1982年1月、シネマによる録音。『ロンリー・ハート』再発盤 (2004年)に収録
    2.「イット・キャン・ハプン - "It Can Happen"」アンダーソン、ラビン、スクワイア未発表。1982年1月、シネマによる録音。『ロンリー・ハート』収録曲の初期バージョン。『ロンリー・ハート』再発盤 (2004年)に収録
    3.「ロンリー・ハート - "Owner of a Lonely Heart"」ラビン、アンダーソン、スクワイア、ホーン『ロンリー・ハート』 (1983年)
    4.「ホールド・オン - "Hold On"」ラビン、アンダーソン、スクワイア『ロンリー・ハート』 (1983年)
    5.「シュート・ハイ - "Shoot High, Aim Low"」アンダーソン、ケイ、ラビン、スクワイア、ホワイトビッグ・ジェネレイター』 (1987年)
    6.「リズム・オブ・ラヴ - "Rhythm of Love"」アンダーソン、ケイ、ラビン、スクワイア『ビッグ・ジェネレイター』 (1987年)
    7.「ラヴ・ウィル・ファインド・ア・ウェイ - "Love Will Find a Way"」ラビン『ビッグ・ジェネレイター』 (1987年)
    8.「変革 (ライヴ・ヴァージョン) - "Changes"」ラビン、アンダーソン、ホワイト未発表。1988年2月19日、テキサス州ヒューストン・ザ・サミットにてライブ録音
    9.「同志 (ライヴ・ヴァージョン) - "And You and I"
    • I. 人生の絆 - "Cord of Life"
    • II. 失墜 - "Eclipse"
    • III. 牧師と教師 - "The Preacher the Teacher"
    • IV. 黙示 - "Apocalypse」
    アンダーソン、ブルーフォード、ハウ、スクワイア未発表。1988年2月19日、テキサス州ヒューストン・ザ・サミットにてライブ録音
    10.「燃える朝やけ (ライヴ・ヴァージョン) - "Heart of the Sunrise"」アンダーソン、スクワイア、ブルーフォード未発表。1988年2月19日、テキサス州ヒューストン・ザ・サミットにてライブ録音
    11.「ラヴ・コンカーズ・オール - "Love Conquers All"」スクワイア、ビリー・シャーウッド結晶』のアウトテイク。1991年初期の録音
    合計時間:

    Yesyears (Atco 791 644)』は、全英、全米ともにチャート・インしなかった。

    パーソネル

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    イエス

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    参加ミュージシャン

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    • デヴィッド・フォスター (David Foster) – バック・ボーカル (1.6)、アコースティックギター (1.8)
    • ビリー・シャーウッド (Billy Sherwood) – バック・ボーカル、アコースティックギター、キーボード (4.11)

    脚注

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    出典

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