アーサー・シュレジンジャー
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アーサー・M・シュレシンジャー(Arthur Meier Schlesinger Jr.、1917年10月15日 - 2007年2月28日)は、アメリカ合衆国の歴史家。
オハイオ州コロンバス出身。コロンビア大学よりピューリッツァー賞を2回(1944年と1966年)、全米図書賞を2回(1966年と1979年)、バンクロフト賞及び2003年には4つの自由賞の特別賞を受賞した。
ニューヨーク市立大学名誉教授。自由主義者でジョン・F・ケネディ大統領の補佐官をかつて務めた。間違ってシュレジンジャー、シュレジンガーとも。また、同名の父と区別するため、ジュニアをつける。
日本語訳著書
[編集]- 『ローズヴェルトの時代(1-3)』(論争社・ぺりかん社, 1962-1966年)
- 『中心――アメリカ自由主義の目的と危機(上・下)』(時事通信社, 1964年)
- 『ケネディ――栄光と苦悩の一千日(上・下)』(河出書房, 1966年)
- 『希望の政治――現実政策の理論的解明(上・下)』(時事通信社, 1966年)
- 『にがい遺産――ベトナム戦争とアメリカ』(毎日新聞社, 1967年)
- 『アーサー・シュレジンガー教授講演集』(日本放送出版協会, 1968年)
- 『信頼の崩壊――思想と権力と暴力について』(読売新聞社, 1969年)
- 『アメリカ史のサイクル(1)外交問題と国益』(パーソナルメディア, 1988年)
- 『アメリカ史のサイクル(2)大統領とリーダーシップ』(パーソナルメディア, 1988年)
- 都留重人監訳 『アメリカの分裂――多元文化社会についての所見』(岩波書店, 1992年)ISBN 4000000500
- 『アメリカ大統領と戦争』(岩波書店, 2005年)
外部リンク
[編集]- Hilton Kramer was critical of Schlesinger from the right in a 2001 essay [1]
- Noam Chomsky was critical of Schlesinger from the left in a 1967 article, The Responsibility of Intellectuals.
- Resources by Arthur Schlesinger available at the Carnegie Council