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アンドレアス・シュタイアー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

アンドレアス・シュタイアーAndreas Staier, 1955年9月13日 - )は、ゲッティンゲン出身のドイツチェンバロ奏者・フォルテピアノ奏者。

ハノーファー音楽大学にてクルト・バウアーとエリカ・ハーゼにピアノを、ラヨシュ・ロヴァトカイにチェンバロを師事。卒業後にアムステルダムトン・コープマンにも師事する。1983年から1986年まで、ムジカ・アンティクヮ・ケルンの一員として室内楽演奏に勤しむ。1986年からレ・ザデューの客演フォルテピアノ奏者として、室内楽演奏やリートの伴奏者として活躍を始める。1987年から1996年までバーゼル・スコラ・カントルムのチェンバロ講師を務めた。

独奏者として、コンチェルト・ケルンやフライブルク・バロックオーケストラ、ベルリン古楽アカデミー、パリ・シャンゼリゼ管弦楽団といった古楽器オーケストラのほか、クリストフ・プレガルディエンアンナー・ビルスマファビオ・ビオンディらと共演を続けている。録音数は数多く、バロック音楽から、初期ロマン派音楽に至るまでのチェンバロ曲やピアノ曲(いずれも協奏曲を含む)、室内楽曲、歌曲の録音がある。2002年にはドイツ・レコード批評家賞を獲得した。

イザベル・ファウストが独奏を務めるモーツァルトのヴァイオリン協奏曲全集アルバム(2016年、ハルモニア・ムンディ)では、カデンツァの作曲をしている。

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