アンドリュス・クビリュス
アンドリュス・クビリュス Andrius Kubilius | |
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2022年、欧州人民党ロッテルダム大会にて | |
生年月日 | 1956年12月8日(67歳) |
出生地 | リトアニア・ソビエト社会主義共和国、ヴィリニュス |
所属政党 |
(サーユーディス→) 祖国連合=リトアニア・キリスト教民主派(1993年 - ) および欧州人民党 |
配偶者 | ラサ・クビリエネ |
第9代リトアニア共和国首相 | |
在任期間 | 1999年11月3日 - 2000年10月26日 |
大統領 | ヴァルダス・アダムクス |
第14代リトアニア共和国首相 | |
在任期間 | 2008年12月9日 - 2012年12月13日 |
大統領 |
ヴァルダス・アダムクス ダリア・グリーバウスカイテ |
選挙区 |
比例区(1992–2004年) アンタカルニス(第3)選挙区(2004–2016年) 比例区(2016–2019年) |
当選回数 | 7 |
在任期間 | 1992年 - 2019年 |
選挙区 | リトアニア |
当選回数 | 2 |
在任期間 | 2019年7月2日 - |
アンドリュス・クビリュス(Andrius Kubilius、1956年12月8日 - )は、リトアニアの政治家。首相や祖国連合=リトアニア・キリスト教民主派党首を歴任したのち、2019年から欧州議会議員を務める。リトアニア語のほかにロシア語と英語を話す。
経歴
[編集]1956年、ヴィリニュス生まれ。1974年にヴィリニュス第22中等学校(現・ヴィリニュス・ゲディミナス工科大学工学リセ)を卒業し、ヴィリニュス国立大学物理学部に入学。1979年卒業。1981年から1984年までヴィリニュス国立大学大学院で学び、1984年から1990年まで同大学で勤務。
1988年より、サーユーディスに参加。1993年より祖国連合(リトアニア保守派)(現・祖国連合=リトアニア・キリスト教民主派)の党員。
1992年にサーユーディスからセイマス(リトアニア国会)議員選挙に立候補し、比例区で当選。その後現在まで6期連続で当選している(1996年より祖国同盟から立候補。また2004年からは小選挙区で当選)。
1999年より2000年まで首相を務め(第9代)、2008年から2012年まで再度首相を務めた(第14代)。4年の任期を全うしたのは独立回復後のリトアニアでは初めてのことだった。
2003年12月24日より2015年まで祖国連合=リトアニア・キリスト教民主派党首。
2019年の欧州議会議員選挙に出馬し、当選。欧州議会では外交委員会と産業・研究・エネルギー委員会に所属しているほか[1]、対ロシア関係担当の特別報告者も務めているが[2]、ロシアと良好な関係を持つのは「不可能」として、ロシアからの石油や天然ガスの輸入を漸次停止するよう欧州連合 (EU) に求めている[3]。
2024年の欧州議会議員選挙で再選を果たした。
家族
[編集]妻のラサ・クビリエネはリトアニア国立交響楽団のヴァイオリニスト。また、2人のあいだには2人の息子(ヴィータスおよびアンドリュス)がいる。
ギャラリー
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セミナーに出席するクビリュスとセイマス幹部(2010年)
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クビリュスとロドリゲス・サパテロ・スペイン首相
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アンドリュス・クビリュス(左端)と、隣に座る妻のラサ(2009年7月12日撮影)
脚注
[編集]- ^ Andrius Kubilius European Parliament.
- ^ Hans von der Burchard (February 8, 2021), Von der Leyen backs Borrell amid calls for resignation over ‘humiliating’ Russia trip Politico Europe.
- ^ “EU Parliament touts Russia oil, gas import phase-out”. Argus Media. (16 September 2021)
公職 | ||
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先代 イレナ・デグティエネ (代行) |
リトアニア共和国首相 第9代:1999年11月3日 - 2000年10月26日 |
次代 ロランダス・パクサス |
先代 ゲディミナス・キルキラス |
リトアニア共和国首相 第14代:2008年12月9日 - 2012年12月13日 |
次代 アルギルダス・ブトケヴィチュス |
党職 | ||
先代 ヴィータウタス・ランズベルギス |
祖国連合=リトアニア・キリスト教民主派党首 2003年12月24日 - 2015年5月9日 |
次代 ガブリエリュス・ランズベルギス |