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アントン・ファーディナンド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アントン・ファーディナンド
アンタルヤスポル時代(2013年)
名前
本名 アントン・ジュリアン・ファーディナンド
Anton Julian Ferdinand
ラテン文字 Anton FERDINAND
基本情報
国籍 イングランドの旗 イングランド
セントルシアの旗 セントルシア
生年月日 (1985-02-18) 1985年2月18日(39歳)
出身地 ペッカム英語版
身長 186cm
体重 78kg
選手情報
ポジション DF (CB, RSB)
利き足 右足
ユース
2002-2003 イングランドの旗 ウェストハム
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2003-2008 イングランドの旗 ウェストハム 138 (5)
2008-2011 イングランドの旗 サンダーランド 85 (0)
2011-2013 イングランドの旗 QPR 44 (0)
2013 トルコの旗 ブルサスポル (loan) 7 (0)
2013-2014 トルコの旗 アンタルヤスポル 3 (0)
2014-2016 イングランドの旗 レディング 21 (0)
2016-2018 イングランドの旗 サウスエンド 65 (2)
2018-2019 スコットランドの旗 セント・ミレン 18 (0)
2003-2019 通算 381 (7)
代表歴2
2003  イングランド U-18 2 (0)
2005  イングランド U-20 4 (0)
2004-2007  イングランド U-21 17 (0)
1. 国内リーグ戦に限る。2021年5月13日現在。
2. 2014年6月10日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

アントン・ジュリアン・ファーディナンドAnton Julian Ferdinand, 1985年2月18日 - )は、イングランドサザーク区ペッカム出身の元サッカー選手。現役時代のポジションはDF(主にセンターバック)。

サッカーイングランド代表でキャプテンを務めたリオ・ファーディナンドは実兄。また、従兄弟にあたるレス・ファーディナンドケイン・ファーディナンド英語版もサッカー選手である。

経歴

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ユース時代はウェストハム・ユナイテッドFCアカデミーで過ごし、2003年にトップチームデビュー。5年間でリーグ戦100試合以上に出場した。

2008年8月27日、サンダーランドAFCへ移籍金800万ポンドで加入[1]ロイ・キーンが率い大型補強を進めるクラブと4年契約を締結した。

2011年8月31日、プレミアリーグに昇格するクイーンズ・パーク・レンジャーズFCへ3年契約で移籍する[2]

2014年8月11日、チャンピオンシップレディングFCと2年契約を締結[3]2015-16シーズンを以てマデイスキ・スタジアムを去り、8月27日にリーグ1サウスエンド・ユナイテッドFCと1年契約を交わした[4]

2018年9月14日よりスコティッシュ・プレミアシップセント・ミレンFCで1年間プレーした後[5]、2018-19シーズン限りで現役を引退した[6]

エピソード

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2007年12月29日プレミアリーグ第20節マンチェスター・ユナイテッドFC戦では0-1の劣勢で56分から途中出場し、76分に兄リオの上を越えてきたコーナーキックをヘディングで叩き込む同点ゴールを決めた。このゴールはウェストハム通算3000ゴールでもあった。

QPR在籍時の2011年10月23日・チェルシーFC戦において、相手DFジョン・テリーから人種差別的な発言を受けたとされる。テリーは起訴されたが翌年7月13日に無罪判決が言い渡された[7]

脚注

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  1. ^ Ferdinand makes Sunderland switch”. BBC Sport (2008年8月27日). 2008年9月6日閲覧。
  2. ^ QPR sign Sunderland defender Anton Ferdinand”. BBC Sport (2011年8月31日). 2021年5月13日閲覧。
  3. ^ Anton Ferdinand: Reading sign former QPR defender”. BBC Sport (2014年8月11日). 2021年5月13日閲覧。
  4. ^ Anton Ferdinand: Southend United sign former Reading centre-back”. BBC Sport (2016年8月27日). 2017年1月5日閲覧。
  5. ^ St Mirren sign former West Ham defender Anton Ferdinand”. Sky Sports (2018年9月14日). 2021年5月13日閲覧。
  6. ^ Anton Ferdinand: 'I've carried the burden for nine years'”. BBC Sport (2020年11月30日). 2021年5月13日閲覧。
  7. ^ アントン・ファーディナンド、テリー無罪に「ノーコメント」”. AFPBB.com (2012年7月15日). 2021年5月13日閲覧。

外部リンク

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