アンテナ (小説)
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アンテナ | ||
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著者 | 田口ランディ | |
発行日 | 2000年11月 | |
発行元 | 幻冬舎 | |
ジャンル | 小説 | |
国 | 日本 | |
言語 | 日本語 | |
形態 | 上製本 | |
ページ数 | 302 | |
前作 | コンセント | |
次作 | モザイク | |
コード | ISBN 978-4344000353 | |
ウィキポータル 文学 | ||
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『アンテナ』は、日本の作家・田口ランディによる2000年発表の小説、およびそれを原作とした熊切和嘉監督による2004年の日本映画である。
少年時代に突然神隠しのように失踪した妹を持ち、その出来事から起きた家庭の崩壊に悩まされる大学院生が、研究上で出会ったSMの女王との交流を通じて心の救済を得る様を、宗教、自傷行為、精神疾患、性愛、オカルトなどを交えて描いた物語である。
『コンセント』に次ぐ田口の長編小説第2作で、続く『モザイク』と合わせ三部作と位置付けられている[1]。
あらすじ
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書籍情報
[編集]- 単行本(2000年11月、幻冬舎)ISBN 978-4344000353
- 文庫改稿版(2002年6月、幻冬舎文庫)ISBN 978-4344402478
- 新装決定版(2007年10月、新潮文庫)ISBN 978-4101412382
映画
[編集]アンテナ | |
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Antenna | |
監督 | 熊切和嘉 |
脚本 |
宇治田隆史 熊切和嘉 |
原作 | 田口ランディ |
製作 |
佐々木史朗 成澤章 |
出演者 |
加瀬亮 小林明実 木崎大輔 宇崎竜童 麻丘めぐみ |
音楽 |
赤犬 松本章 |
撮影 | 柴主高秀 |
編集 | 普嶋信一 |
製作会社 | オフィス・シロウズ=ケングルーヴ |
配給 | オフィス・シロウズ |
公開 | 2004年1月10日 |
上映時間 | 117分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
2004年1月10日に日本公開された。R-15指定作品。第60回ヴェネツィア国際映画祭、第28回トロント国際映画祭正式招待をはじめ、多数の日本国外の映画祭に招待された[2]。
加瀬亮の初主演映画であり、この映画における演技で第14回(2004年)日本映画プロフェッショナル大賞主演男優賞を受賞した[3]。
映画ストーリー
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キャスト
[編集]- 荻原祐一郎 - 加瀬亮(8歳:佐久間駿)
- ナオミ - 小林明実
- 荻原祐弥 - 木崎大輔
- 相馬俊平 - 宇崎竜童
- 荻原房江 - 麻丘めぐみ
- 荻原裕作 - 大森博
- 荻原シゲノブ - 小市慢太郎
- 荻原真利江 - 甲野優美
- 風水師・東堂 - 入川保則
- 医師・小倉 - 黒沼弘己
- 藤村美樹 - 占部房子
- 袴田 - 榎戸耕史
- 堕天使の客 - 春海四方
- 堕天使従業員 - 寺島進(声のみ出演)
- 警官 - 光岡湧太郎
- 信者 - 五島一浩
- 信者 - 五島由実
- 霊能者 - 塚田美津代
- ニュースキャスター - 吉田慎之介
スタッフ
[編集]- 監督:熊切和嘉
- 脚本;宇治田隆史、熊切和嘉
- 原作:田口ランディ『アンテナ』 (幻冬舎刊)
- 製作:佐々木史朗、成澤章
- プロデューサー:松田広子、渡辺敦、尾川匠
- 美術:磯見俊裕
- 音楽:赤犬、松本章
- 撮影:柴主高秀
- 録音:岩倉雅之
- 照明:蒔苗友一郎
- 編集:普嶋信一
- 衣装(デザイン):小林身和子
- 選曲:石井ますみ
- アソシエイト・プロデューサー:松葉せつこ、浜口知俊
- 助監督:亀井亨
- スクリプター:田口良子
- スチール:平野晋子
- 製作会社:オフィス・シロウズ=ケングルーヴ
- 配給:オフィス・シロウズ
脚注
[編集]- ^ 田口事務所. “プロフィール”. 田口ランディOfficial Website. 2012年1月23日閲覧。
- ^ “Kumakiri Kazuyoshi:nicolo”. nicolo. 2012年1月23日閲覧。
- ^ “第14回日本映画プロフェッショナル大賞”. 日本映画プロフェッショナル大賞. 2012年1月23日閲覧。