アルミランテ・ブラウン (装甲艦)
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近代化改装後の 「アルミランテ・ブラウン (ARA Almirante Brown)」 | |
艦歴 | |
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発注 | サミューダ・ブラザーズ社造船所 |
起工 | 1879年 |
進水 | 1880年 |
就役 | 1881年にアルゼンチン海軍で就役。 |
退役 | |
その後 | 1897~1898年にフランスで近代化改装実施。 |
除籍 | 1930年 |
前級 | ラ・プラタ級 |
次級 | インデペンデンシア級 |
性能諸元 | |
排水量 | 常備:4,200トン 満載:-トン |
全長 | 73.0m -m(水線長) |
全幅 | 15.24m |
吃水 | 4.95m |
機関 | 形式不明石炭専焼円缶8基 +レシプロ機関2基軸推進 |
最大 出力 |
5,400hp |
最大 速力 |
14.0ノット |
航続 距離 |
12ノット/2,118海里 |
燃料 | 石炭:650トン |
乗員 | 520名 |
兵装 | アームストロング 1862年型 20.3cm(-口径)単装砲8基 アームストロング 12cm(40口径)単装砲6基 アームストロング 7.6cm(16口径)単装砲2基 (1897年: 1879年型 15.2cm(50口径)単装速射砲10基 1895年型 12cm(50口径)単装速射砲6基 アームストロング 7.6cm(16口径)単装砲2基) |
装甲 | 複合装甲 舷側:229mm(水線部) 甲板:0mm 主砲砲郭部:203mm(最厚部) |
アルミランテ・ブラウン (ARA Almirante Brown) は、アルゼンチン海軍の中央砲郭艦。同型艦はない。
概要
[編集]本艦はアルゼンチン海軍が自国の沿岸警備を目的として議会で購入が承認された艦である。名称は「ブラウン提督」の意味で、「アルゼンチン海軍の父」といわれたウィリアム・ブラウンに由来する。
艦形
[編集]本艦の基本構造は平甲板型船体で3本のマストと伸縮機構のある1本煙突を持つ装甲フリゲートとしてイギリスで建造された。船体中央部に203mmの装甲板をリベット接合で組み立てて作られた砲廓(ケースメート)を持ち、アームストロング社製20.3cm単装砲を単装砲架で片舷4基ずつ計8基を配置した。
関連項目
[編集]参考図書
[編集]- 「Conway All The World's Fightingships 1860-1905」(Conway)
外部リンク
[編集]- Acorazado Almirante Brown - 1881竣工当時の「アルミランテ・ブラウン」の写真が見られるページ。