アルマナの奇跡
表示
ジャンル | 横スクロールアクション |
---|---|
対応機種 | ディスクシステム |
開発元 | コナミ |
発売元 | コナミ |
音楽 | 山下絹代 |
人数 | 1人 |
メディア | ディスクカード両面 |
発売日 |
1987年8月11日 |
その他 | 型式:KDS-ARM |
『アルマナの奇跡』(アルマナのきせき)は、1987年8月11日に日本のコナミから発売されたファミリーコンピュータ ディスクシステム用横スクロールアクションゲーム。
同社のアーケードゲーム『ロックンロープ』(1983年)のリメイク作品となっており、主人公カイトを操作してダダ教に奪われた「アルマナ」という宝石を取り戻し、村を救出する事を目的としている。本作は映画『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』(1984年)から影響を受けて製作された。
開発はコナミが行い、音楽は山下絹代、編曲はジャレコにて『燃えろ!!プロ野球』(1987年)などを手掛けた村田幸史が担当している。
ストーリー
[編集]名もなき村から、アルマナと呼ばれる赤い魔法の宝石が盗まれた。宝石が盗まれたことで、村全体は石へと変わってしまった。村を元に戻すため、主人公は盗賊から宝石を取り戻さなければならない。
評価
[編集]評価 | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
- ゲーム誌『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、15.93点(満25点)となっている[2]。また、同雑誌1991年5月24日号特別付録の「ファミコンディスクカード オールカタログ」では、本作の特徴であるジャンプで登れない場所にロープを投げて進んでいくシステムが肯定的に評価された[2]。
項目 | キャラクタ | 音楽 | 操作性 | 熱中度 | お買得度 | オリジナリティ | 総合 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
得点 | 3.33 | 3.34 | 2.92 | 3.21 | - | 3.13 | 15.93 |
- ゲーム誌『ユーゲー』にてライターのRDは、本作のパッケージが映画『インディージョーンズ』に酷似している事を指摘した他、カプコンから発売されたファミリーコンピュータ用ソフト『ヒットラーの復活』(1988年)やTNNから発売されたスーパーファミコン用ソフト『海腹川背』(1994年)に通ずるゲーム性であると指摘した[3]。また、一見難易度が高く見えるが「時間制限はないのでロープを投げるタイミングを慎重に計れば道が見えてくるだろう」とゲーム性を肯定的に評価した[3]。
脚注
[編集]- ^ a b “アルマナの奇跡 まとめ [ファミコン]” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2019年11月3日閲覧。
- ^ a b c 「5月24日号特別付録 ファミコンディスクカード ゲームボーイ スーパーファミコン オールカタログ」『ファミリーコンピュータMagazine』第7巻第10号、徳間書店、1991年5月24日、26頁。
- ^ a b c RD「総力特集 フォーエバー DISK SYSTEM」『ユーゲー 2003 Vol.09』第7巻第18号、キルタイムコミュニケーション、2003年10月1日、20頁、雑誌17630-10。