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アルペンローゼ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アルペンローゼ
アルペンローゼ
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: ツツジ目 Ericales
: ツツジ科 Ericaceae
: ツツジ属 Rhododendron
: アルペンローゼ R. ferrugineum
学名
Rhododendron ferrugineum
和名
アルペンローゼ

アルペンローゼ(独:Alpenrose、学名:Rhododendron ferrugineum)は、ツツジ科の樹木。ドイツ語の「Alpenrose」はアルプスのバラの意味。英語では「snow-rose」(雪のバラ)、「rusty-leaved alpenrose」(錆びた葉のアルペンローゼ)とも呼ばれる。

特徴

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常緑性の低木で酸性の土壌を好み、アルプス山脈[1]ピレネー山脈ジュラ山脈およびアペニン山脈北部の高山帯に育つ。1メートルほどの高さになり、夏の間を通して釣鐘型でピンクがかった赤い花をつける。葉の裏側には錆茶色の斑点があり、これが学名の由来になっている。 葉の表面はざらついてて、冬から花の咲く頃までは錆びた色をしています。

脚注

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  1. ^ 山と溪谷』2018年3月号、山と溪谷社、 103頁。