アルベルト・フリーデンタール
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アルベルト・フリーデンタール Albert Friedenthal | |
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生誕 | 1862年9月25日[1] |
出身地 | プロイセン王国 ポーゼン州 ブロンベルク[1] |
死没 |
1921年1月17日(58歳没) オランダ領東インド バタヴィア[1] |
ジャンル | クラシック音楽 |
職業 | ピアニスト、音楽著述家、音楽教育者 |
アルベルト・フリーデンタール(Albert Friedenthal, 1862年9月25日 - 1921年1月17日)はプロイセン王国出身のピアニスト、音楽著述家、音楽教育者[1]。
経歴
[編集]ブロンベルク(現在のポーランド領ブィドゴシュチュ)に生まれ、生地でF・アーガト[2]とW・シュタインブルン[3]に、ベルリンでテオドール・クラクに師事した[4]。1882年からヨーロッパ、南北アメリカ、アフリカ、オーストラリアなど世界各地を演奏旅行し[1]、日本には1891年と1907年の2度訪れている。1891年10月24日に東京の帝国ホテルでフランツ・リスト作曲『ハンガリー狂詩曲第12番 嬰ハ短調』などを演奏し、ルドルフ・ディットリヒ、 Robinson (声楽)と共演した[5][6][7]。1907年5月21日、5月24日に横浜パブリックホールでルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン作曲『ピアノソナタ第14番 嬰ハ短調 (月光)』とリスト作曲『ハンガリー狂詩曲第2番 嬰ハ短調』などを演奏した[8][9][10]。オランダ領東インドのバタヴィア(現在のインドネシアの首都ジャカルタ)で死去[1]。
著作
[編集]- Auch eine Schweizer Reise ... (1907)
- Das Weib im Leben der Völker (1910)
- Stimmen der Völker in Liedern, Tänzen und Charakterstücken (Berlin, 1911)
- Musik, Tanz und Dichtung bei den Kreolen Amerikas (Berlin, 1913)
- Das flämische Volkslied (1918)
- Die Volksmusik der Kreolen Amerikas (発行年不明)
脚注
[編集]参考文献
[編集]- Baker, Theodore; Remy, Alfred, ed (1919). “Friedenthal, Albert”. Baker's Biographical Dictionary of Musicians (3rd ed.). New York: G. Schirmer. p. 279 2020年7月12日閲覧。
- 増井敬二『日本のオペラ : 明治から大正へ』民音音楽資料館、1984年。
- Hees, Anke (2006). “Friedenthal, Albert”. In Kosch, Wilhelm et al.. Deutsches Literatur-Lexikon. Das 20. Jahrhundert. 9. Fischer-Abendroth - Fries. Zürich/München: K. G. Saur. p. 554