アルフレッド・ウィリアム・パーソンズ
表示
アルフレッド・ウィリアム・パーソンズ Alfred William Parsons | |
---|---|
生誕 |
1847年12月2日 イギリス, Beckington |
死没 | 1920年1月16日 |
アルフレッド・ウィリアム・パーソンズ(Alfred William Parsons RA、1847年12月2日 - 1920年1月16日)はイギリスの水彩画家、挿絵画家、園芸家である。
略歴
[編集]サマセットのFromeに近い、Beckingtonに生まれた。父親は医師でありながら熱心な高山植物の愛好家でもあり、有名な造園家ウィリアム・ロビンソンと手紙のやり取りをしていた人物である[1]。学校を卒業した後、1867年から郵便局の事務職となるが、2年後仕事をやめて、ケンジントンの美術学校で学び始め、展覧会に出展するようになった。1874年からロイヤル・アカデミー・オブ・アーツの展覧会に毎年出展した[2]。
1897年にロイヤル・アカデミー・オブ・アーツの準会員に選ばれ、1911年に正会員となった[3]。1905年にイギリス水彩画家協会(Society of Painters in Watercolours)の会長になった。
風景画家としてイギリスの風景を描いたが、1892年に日本を訪れ、早春から晩秋まで滞在し、長崎から関西などを旅し水彩画を描いた。旅行記、「Notes in Japan」」(1896)を出版した[4]。
挿絵画家、植物画家としては、ウィリアム・ロビンソンの著書、The Wild Garden(1870)に挿絵を描き、有名な園芸家、エレン・ウィルモットの著書「The Genus Rosa」の植物画を描いた[5]。
作品
[編集]-
エレン・ウィルモットの庭園
-
ウィルモットの著作の図版
-
ウィルモットの著作の図版
参考文献
[編集]- ^ Marion Mako, "Painting with nature in Broadway, Worcestershire", Journal of the Garden History Society 34.1 (Summer 2006:47-63), p. 47, 49..
- ^ Mako 2006:48.
- ^ Royal Academy of Arts Collections; Alfred Parsons, R.A.
- ^ アルフレッド・パーソンズと彦根天寧寺 金子孝吉「彦根論叢」 第367号 平成19(2007)年7月
- ^ [1] Alfred Parsons Tate gallery HP