アルテベルデ (1940年の船)
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アルテベルデ | |
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基本情報 | |
艦種 | 駆逐艦 |
船種 | 漁業保護艦兼ロイヤルロット |
運用者 | ドイツ海軍・ベルギー海軍 |
建造期間 | 1939年〜1943年 |
就役期間 | 1943年〜1954年 |
要目 | |
排水量 | 2,306トン |
全長 | 94,8 |
最大幅 | 10,5m |
吃水 | 3,3m |
機関方式 | ボイラー×2,タービン×2/2軸 |
速力 | 28,5ノット |
航続距離 | 1,200海里 |
乗員 | 180人 |
兵装 | 10,5cm単装砲×3・40mm単装機関砲×2・37mm連装高角砲×1・機雷×120 |
アルテベルデ(オランダ語:Artevelde)とは、ベルギー海軍の駆逐艦である。
解説
[編集]1939年にオランダのフェイエノールト社に発注された駆逐艦で、元々の目的は漁業保護艦兼ロイヤルヨット。
建造途中に第二次世界大戦が勃発し,オランダ本土がドイツの占領下に置かれたことから、船台で建造途中だったアルテベルデはドイツ軍に接収された。そのためドイツ軍から艦名をローレライに改名し,建造が続行された。
1940年の進水時にはK4と再び改名され、1943年に竣工した。第二次世界大戦で沈没を免れたK4は1945年6月にベルギーへと返還された。その際に、元の名である、アルテベルデに戻された。しかし、ドイツ海軍から返還された際にはすでに機関が損傷しており、航行して使用されることはなく、専ら停泊練習艦として運用された。
その後1950年に宿泊艦に改装された後、1954年に除籍解体された[1]。
関連項目
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ 門田充弘、神奈川憲、小高正稔、後藤仁、谷井成章、山崎龍『世界の艦艇パーフェクト』コミックス出版。