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アリールアセトニトリラーゼ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アリールアセトニトリラーゼ
識別子
EC番号 3.5.5.5
CAS登録番号 132053-06-6
データベース
IntEnz IntEnz view
BRENDA BRENDA entry
ExPASy NiceZyme view
KEGG KEGG entry
MetaCyc metabolic pathway
PRIAM profile
PDB構造 RCSB PDB PDBj PDBe PDBsum
遺伝子オントロジー AmiGO / QuickGO
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アリールアセトニトリラーゼ(Arylacetonitrilase, EC 3.5.5.5)は、以下の化学反応を触媒する酵素である。

4-クロロフェニルアセトニトリル + 2 H2O 4-クロロフェニル酢酸 + アンモニア

従って、この酵素の2つの基質は、4-クロロフェニルアセトニトリル、一方、2つの生成物は、4-クロロフェニル酢酸エチルアミンである。

この酵素は、加水分解酵素の中で、ペプチド結合以外の炭素-窒素結合、特にニトリルに作用するものとして分類される。系統名は、アリールアセトニトリル アミノヒドロラーゼ(arylacetonitrile aminohydrolase)である。シアノアミノ酸代謝に関与している。

出典

[編集]
  • “Occurrence of a novel nitrilase, arylacetonitrilase, in Alcaligenes faecalis JM3”. Arch. Microbiol. 155: 1–6. (1990). doi:10.1007/BF00291265. 
  • “A novel nitrilase, arylacetonitrilase, of Alcaligenes faecalis JM3 Purification and characterization”. Eur. J. Biochem. 194 (3): 765–72. (1990). doi:10.1111/j.1432-1033.1990.tb19467.x. PMID 2269298.