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アラクサラネットワークス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アラクサラネットワークス株式会社
ALAXALA Networks Corporation
種類 株式会社
市場情報 未上場
略称 アラクサラ
本社所在地 日本の旗 日本
212-0058
神奈川県川崎市幸区鹿島田1丁目1番2号
新川崎三井ビル西棟13階
設立 2004年10月1日
業種 情報・通信業
法人番号 4020001077949 ウィキデータを編集
事業内容 ネットワーク機器の開発、製造、販売
代表者 代表取締役社長 南川 育穂
資本金 20億円
売上高 191億6600万円
(2023年12月期)[1]
営業利益 14億2400万円
(2023年12月期)[1]
経常利益 13億9400万円
(2023年12月期)[1]
純利益 8億7100万円
(2023年12月期)[1]
純資産 57億5200万円
(2023年12月期)[1]
総資産 135億3500万円
(2023年12月期)[1]
従業員数 230名(2019年3月末時点)
決算期 3月31日
主要株主 Fortinet(75%)
日本電気株式会社(25%)
関係する人物 浜田 俊
(エクストリーム・ネットワークス代表取締役社長)[2]
外部リンク http://www.alaxala.com/jp/index.html
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アラクサラネットワークス株式会社(英文社名:ALAXALA Networks Corporation)は、神奈川県川崎市幸区に本社を置くネットワーク機器の開発、製造、販売を行う企業である。

2004年10月1日、日立製作所日本電気の合弁により設立された。

沿革

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  • 2004年平成16年)
  • 2005年(平成17年)
    • 7月11日 - アラクサラコラボレーションセンターを開設。
    • 9月29日 - マイクロソフト社のNAP技術への対応を表明。
  • 2007年(平成19年)11月26日 - 大阪府大阪市北区に関西・中部オフィスを開設。
  • 2012年(平成24年)8月24日 - 当社製品内ソフトウエアのバグにより、東証システムの基幹システムがダウン[3]
  • 2016年(平成28年)6月2日 - トーテックアメニティ、FFRI、当社がサイバー攻撃自動防御ソリューションを製品化。
  • 2017年(平成29年)6月5日 - ブレインズテクノロジーとアラクサラネットワークスが機械学習を活用したセキュリティ異常/ITシステム障害検知ソリューションを共同検証。
  • 2018年(平成30年)
    • 1月16日 - 日立製作所は所有する当社の全株式(132,000株)を、投資ファンドである日本産業パートナーズ(JIP)に2018年3月付けで譲渡する株式譲渡契約を締結[4]。なお、日本電気は40%の株式保有を維持する。
    • 3月31日 - JIP傘下の特別目的会社であるAJホールディングス2株式会社に株式譲渡完了[5]

社名の由来

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「ALA」はラテン語で「翼」を意味し、2つの翼が「X(エックス)」で強く結ばれていることを意味する。それぞれの「翼」は、顧客とアラクサラネットワークスを表し、両者を繋ぐ「X」は、ルータやスイッチの基本性能を表すエクスチェンジの意味もあり、製品を通じて両者を結び、共に未来へ羽ばたく意味が込められている。(ちなみに、AlaxalAは前から読んでも後ろから読んでもAlaxalAになる)

事業所

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製品

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  • L3/L2スイッチ   
AX8600Sシリーズ
AX8300Sシリーズ
AX7800Sシリーズ (販売終了)
AX6700Sシリーズ
AX6600Sシリーズ
AX6300Sシリーズ
AX5400Sシリーズ (2013年1月31日販売終了)
AX4600Sシリーズ
AX3800Sシリーズ
AX3600Sシリーズ
AX2500Sシリーズ
AX2400Sシリーズ (販売終了)
AX2200Sシリーズ
AX2100Sシリーズ
AX1200Sシリーズ
  • ルータ
AX8600Rシリーズ
AX7800Rシリーズ (販売終了)
AX7700Rシリーズ (2013年1月31日販売終了)
AX2000Rシリーズ (2009年1月30日販売終了)
AX620Rシリーズ
  • マネジメント製品
Open Autonomic Networking (OAN)
  • 製造は、自社工場を持たないファブレスを実施している。開発した機器の製造は、日立製作所の旧・神奈川工場(神奈川県秦野市)、現在の日立製作所エンタープライズサーバ事業部に委託生産している[6]
  • 製品の多くはNetBSDにて動作するため、UI上で一部のUNIXコマンドが許可されており、柔軟なチューニングを行うことが可能とされる。

資格認定制度

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  • アラクサラネットワークスもシスコシステムズジュニパーネットワークス同様、技術者の資格認定制度を設けている。資格認定試験合格者には認定証が送付される。有効期限は3年で、再試験の合格、または上位試験に合格することにより更新することができる。資格認定試験の実施、運営は、京西クリエイト株式会社(東京都多摩市)に委託されている。
認定クラス 名称 対象 備考
Alaxala Certified Network Sales Coordinator アラクサラ認定ネットワークセールスコーディネータ AXシリーズを取り扱う営業担当者向け 2012年3月試験終了
Alaxala Certified Network Engineer アラクサラ認定ネットワークエンジニア AXシリーズを取り扱う初級システムエンジニア向け
Alaxala Certified Network Professional アラクサラ認定ネットワークプロフェッショナル AXシリーズを取り扱う中級システムエンジニア向け
Alaxala Certified Network Expert アラクサラ認定ネットワークエキスパート AXシリーズを取り扱う上級システムエンジニア向け

販売代理店

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免許

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  • 品質マネジメントシステム - 認証規格ISO9001:2000/JIS Q 9001:2000(登録証番号:JQA-QMA12447)
  • 環境マネジメントシステム - 認証規格ISO14001:2004/JIS Q 14001:2004(登録番号:EC05J0195)

関連項目

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外部リンク

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脚注

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  1. ^ a b c d e f アラクサラネットワークス株式会社 第20期決算公告
  2. ^ アラクサラネットワークス(株)で営業本部担当本部長を務め、2009年2月1日、エクストリーム・ネットワークス株式会社代表取締役社長に就任した。
  3. ^ 東証システム障害の原因はL3スイッチのバグ、金融庁が業務改善命令
  4. ^ 日立保有のアラクサラネットワークス株式譲渡に関するお知らせ
  5. ^ Hitachi IR Day 2018 プレゼンテーション資料 システム&サービス事業戦略
  6. ^ 株式会社BCN 『BCN vol.1067』(2004/12/6) 掲載記事 「日立、NECのリソースを統合 海外勢に対抗できるブランドへ」