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アフター・アワーズ (ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アフター・アワーズ
ヴェルヴェット・アンダーグラウンド楽曲
収録アルバムヴェルヴェット・アンダーグラウンド
リリース1969年3月
録音ロサンゼルスTTGスタジオ(1968年11月 - 12月)
ジャンルロック
時間2分07秒
レーベルMGMレコード
作詞者ルー・リード
作曲者ルー・リード
プロデュースヴェルヴェット・アンダーグラウンド[1]
ヴェルヴェット・アンダーグラウンド 収録曲
Side 1
  1. キャンディ・セッズ
  2. 「ホワット・ゴーズ・オン」
  3. 「サム・カインダ・ラブ」
  4. 「ペイル・ブルー・アイズ」
  5. 「ジーザス」
Side 2
  1. 「ビギニング・トゥ・シー・ザ・ライト」
  2. 「アイム・セット・フリー」
  3. 「ザッツ・ザ・ストーリー・オブ・マイ・ライフ」
  4. 「殺人ミステリー」
  5. アフター・アワーズ
ミュージックビデオ
「After Hours」 - YouTube

アフター・アワーズ」(原題:After Hours)は、ヴェルヴェット・アンダーグラウンド1969年に発表した楽曲。3作目のアルバム『ヴェルヴェット・アンダーグラウンド』に収録。モーリン・タッカーがリード・ボーカルをとっていることで知られる。

作者のルー・リードは「あまりに無垢で純粋すぎる曲だったから自分では歌えなかった」と述べている。演奏はルー・リードのアコースティック・ギターとダグ・ユールのベースのみ。

別バージョン

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  • 『ヴェルヴェット・アンダーグラウンド - 45周年記念盤 スーパー・デラックス・エディション』(2014年11月24日発売)[2][3]
「The Closet Mix」バージョン、「モノ・ミックス」バージョン、ライブ・バージョン(マトリックス、1969年11月26日、27日)が収められている。
  • 『ザ・コンプリート・マトリックス・テープズ』(2015年11月20日発売)[4][5]
1969年11月26日、27日にサンフランシスコのマトリックスで行われたライブ・バージョンが2種類収められている。
  • 『ライヴ・アット・マクシズ・カンサス・シティ』(1972年5月30日発売)
1970年8月23日にニューヨークで行われたライブ・バージョン。演奏メンバーは、ルー・リード(ギター、ボーカル)、スターリング・モリソン(ギター)、ダグ・ユール(ベース、ボーカル)、ビル・ユール(ドラム)。
  • 『ライヴ1993』(1993年10月26日発売)
1993年6月にパリで行われたライブ・バージョン。再結成コンサートであるため、オリジナルどおりモーリン・タッカーが歌っている。

主なカバー・バージョン

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  • R.E.M. - アルバム『グリーン』発表時の1989年のツアーで演奏。ライブ音源が1990年9月発売のビデオ『Tourfilm』や1991年のシングル「Losing My Religion」などに収録された[6]
  • アンソニー・キーディス&ジョン・フルシアンテ - 1991年にオランダの放送局からインタビューを受けた際、ボートの上で演奏した。
  • モーリン・タッカー - 2002年のシングル。「アイム・スティッキング・ウィズ・ユー」とのカップリングで発表した。同曲はタッカーが歌ったヴェルヴェッツの未発表の楽曲で、1985年2月に出たアウトテイクのアルバム『VU』に収録されている。
  • ライロ・カイリー - 2002年のシングル。
  • ザ・ギャミッツ - 2006年のアルバム『Golden Sometimes』に収録。
  • ベイビーシャンブルズ -2013年のアルバム『Sequel to the Prequel』のボーナス・ディスクに収録。

脚注

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