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アビが鳴く

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ポルノグラフィティ > アビが鳴く
アビが鳴く
ポルノグラフィティ配信限定シングル
収録アルバムポルノグラフィティ全書 〜ALL TIME SINGLES〜
リリース2023年5月31日
規格デジタル・ダウンロード
ジャンルJ-POPロック
時間4分48秒
レーベルSME Records
作詞者新藤晴一
作曲者岡野昭仁
プロデュース田村充義
チャート順位
オリコン
  • デイリー1位(デジタルシングル[1]
  • 週間7位(デジタルシングル[2]
ポルノグラフィティ 年表
テーマソング
2021年
アビが鳴く
(2023年)
解放区
2024年
ミュージックビデオ
「アビが鳴く」(Lyric Video) - YouTube
「ポルノグラフィティ×広島県 コラボ企画「メッセージtoひろしま」~『アビが鳴く』にのせて~」(メッセージビデオ) - YouTube
ライヴ映像
「アビが鳴く」(TikTok LIVE at 嚴島神社) - YouTube

アビが鳴く」(あびがなく)は、ポルノグラフィティの楽曲。2023年5月31日SME Recordsより配信リリースされた。

概要

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ポルノグラフィティと広島県のコラボプロジェクト第1弾[3][4]

シングルとしては前作『テーマソング』から約1年8か月ぶりのリリースとなる[注釈 1]

ジャケット及びアーティスト写真は「アビが空の大海を泳いでいるような蒼く広い大空の下、メンバーが故郷を想うような眼差しを空へ向けたもの」となっており[5][6][7][8]、リリース日の5月31日にはアーティスト写真と同じ構図の写真に歌詞を載せたLyric PhotoがTwitterInstagram等で公開された[9][10]。なお、ジャケットのタイトル文字は新藤の手書きである[5][6][7][8]

収録曲

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#タイトル作詞作曲編曲時間
1.「アビが鳴く」新藤晴一岡野昭仁tasuku, PORNOGRAFFITTI

楽曲解説

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  1. アビが鳴く
    G7広島サミット』応援ソング
    • 2023年5月19日から5月21日にかけて広島県で開催された第49回先進国首脳会議(G7広島サミット)を契機に書き下ろされた楽曲で[3][4]、タイトル及び歌詞には広島県の県の鳥であるアビ[注釈 2]が用いられている[14][11]
    • 楽曲は広島県出身アーティストの目線から世界へ向けたメッセージソング[注釈 3]となっており、岡野は「大切な故郷広島が、世界にとっても大切な場所になることを願い歌った曲です」、新藤は「平和。歌にするには大きすぎるテーマですが、自分の言葉にしてみたらこうなりました」とコメントしている[10][15][16]
    • 5月12日から6月18日にかけて『ポルノグラフィティ×広島県「メッセージ to ひろしま」投稿キャンペーン』と題し、「大切なひろしま」をテーマにした写真を募集するキャンペーンがSNS上で実施された[15][16]。最終的には5000件を超える応募があり、その中からピックアップした300点以上の写真と、広島の名所や広島に暮らす人たちのシーンによって構成されたメッセージビデオ「メッセージ to ひろしま」が7月11日より公開された[17][18][19][20]。同メッセージビデオには広島県出身の竹内希来里(日向坂46)、向井純葉(櫻坂46)が出演しており、本楽曲の世界観をダンスで表現している[17][19][20]
    • 2023年8月6日に出演した『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2023』では、同日が広島に原爆が投下された日であることに触れ、本楽曲を初披露した[21][22]

Guest Musicians

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収録作品

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  • シングル
    • 52ndシングル『解放区』
  • ライヴ映像

脚注

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注釈

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  1. ^ 同じく配信限定シングルとして発表された「Zombies are standing out」「フラワー」はそれぞれ48作目、49作目としてシングル作品にカウントされているが、本作が52作目のシングルとしてカウントされているかは現時点で不明。
  2. ^ 瀬戸内海に渡来する渡り鳥で、その鳴き声は壇ノ浦の戦いによる平家の滅亡を嘆き悲しむ声とされており、「平家鳥」という別名がある[11][12][13]
  3. ^ なお、共編曲を手掛けたtasukuも広島県出身である。
  4. ^ 特典映像の『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2023』に収録。

出典

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  1. ^ オリコンデイリー デジタルシングル(単曲)ランキング 2023年05月31日付”. ORICON NEWS. 2023年6月3日閲覧。
  2. ^ オリコン週間 デジタルシングル(単曲)ランキング 2023年05月29日~2023年06月04日”. ORICON NEWS. 2023年6月7日閲覧。
  3. ^ a b ポルノグラフィティ、広島サミット応援ソング「アビが鳴く」配信リリース決定(動画あり / コメントあり)”. 音楽ナタリー (2023年5月12日). 2023年6月3日閲覧。
  4. ^ a b 【広島ホームテレビ】ポルノグラフィティ新曲を公式『広島サミット応援ソング』に決定”. NEWSCAST (2023年5月12日). 2023年6月3日閲覧。
  5. ^ a b ポルノグラフィティ、故郷を思う眼差しを空へ”. 音楽ナタリー (2023年5月24日). 2023年6月3日閲覧。
  6. ^ a b ポルノグラフィティ、新曲「アビが鳴く」ジャケット写真&アーティスト写真解禁”. THE FIRST TIMES (2023年5月24日). 2023年6月3日閲覧。
  7. ^ a b ポルノグラフィティ、新曲「アビが鳴く」ジャケットとアーティスト写真公開”. BARKS (2023年5月24日). 2023年6月3日閲覧。
  8. ^ a b ポルノグラフィティ、気取らない自然なままを捉えた新ビジュアル&配信シングルのアートワークを解禁 | OKMusic”. okmusic.jp (2023年5月24日). 2023年6月3日閲覧。
  9. ^ ポルノグラフィティ、新曲「アビが鳴く」配信リリース 新アー写を使用したリリックフォトも公開”. Real Sound (2023年5月31日). 2023年6月3日閲覧。
  10. ^ a b ポルノグラフィティ、新アー写を使用した「アビが鳴く」Lyric Photo公開”. BARKS (2023年5月31日). 2023年6月3日閲覧。
  11. ^ a b Review:ポルノグラフィティが「アビが鳴く」で描く、広島の景色と祈る姿”. EYESCREAM (2023年6月29日). 2023年7月1日閲覧。
  12. ^ ポルノグラフィティの最新作「アビが鳴く」。“広島の県鳥”に込めた、故郷への愛と、世界平和へのメッセージ”. THE FIRST TIMES (2023年6月21日). 2023年7月1日閲覧。
  13. ^ 【コラム】ポルノグラフィティ、“平和”をポップスとして響かせた新たな代表曲「アビが鳴く」”. BARKS (2023年6月26日). 2023年7月1日閲覧。
  14. ^ 県のプロフィール - 広島県”. 広島県公式ホームページ (2011年12月1日). 2023年6月3日閲覧。
  15. ^ a b ポルノグラフィティ×広島、コラボプロジェクト始動! プロジェクト第1弾として新曲「アビが鳴く」を配信リリース”. THE FIRST TIMES (2023年5月12日). 2023年6月3日閲覧。
  16. ^ a b ポルノグラフィティ、「大切な故郷」広島県とのコラボ始動 G7広島サミット応援曲「アビが鳴く」書き下ろし”. ORICON NEWS (2023年5月12日). 2023年6月3日閲覧。
  17. ^ a b ポルノグラフィティ×広島県、コラボメッセージビデオで日向坂46竹内希来里&櫻坂46向井純葉がダンス(動画あり)”. 音楽ナタリー (2023年7月11日). 2023年7月11日閲覧。
  18. ^ ポルノグラフィティ×広島県 ミュージックビデオ公開 ふるさとを思う「アビが鳴く」 | TBS NEWS DIG (1ページ)”. TBS NEWS DIG (2023年7月11日). 2023年7月11日閲覧。
  19. ^ a b ポルノグラフィティ、日向坂と櫻坂のメンバーも参加した故郷・広島舞台の楽曲MVが注目のマト”. サンスポ (2023年7月11日). 2023年7月11日閲覧。
  20. ^ a b ポルノグラフィティ、G7広島サミットの応援ソング「アビが鳴く」のメッセージ付きMVを公開 - 音楽”. 日刊スポーツ (2023年7月11日). 2023年7月11日閲覧。
  21. ^ ポルノグラフィティ - ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2023 ライブ写真&セットリスト”. 音楽情報サイトrockinon.com(ロッキング・オン ドットコム) (2023年8月6日). 2023年8月7日閲覧。
  22. ^ ポルノ/オーラル/anoら出演 【ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2023】8/6まとめレポ”. Billboard JAPAN (2023年8月28日). 2023年9月1日閲覧。

外部リンク

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