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アドレスバー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

アドレスバー: address bar)は、GUIベースのウェブブラウザで使われるウィジェットのひとつで、現在(またはこれから)閲覧中のURLウェブページのアドレス、ローカルなファイルのパス名など、ブラウザが表示中(またはユーザーが表示させたい)ページのアドレスを表示する。ロケーションバー (location bar)、URLバー (URL bar) 、Google Chromeではオムニボックス(omnibox)とも。新たなページを見るには、アドレスバーにそのURLを入力し、Enterキーを押下すればよい。類似の機能は Windows Explorer 等のファイラー(広義のファイルマネージャ)にも見受けられる。

多くのブラウザでは、URLは自動補完できる。このとき類似のURLを閲覧履歴から探して表示する場合とショートカットキーでURL自動補完させる場合がある。

機能と特徴

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  • ブラウザによってはFavicon(ウェブサイトを表す小さなアイコン)を使っているウェブサイトでは、アドレスバーにもその小さなアイコンが表示される。
  • ブラウザによっては、アドレスバーでそのウェブページのセキュリティ状態を示すことがある。色を変えたり、南京錠形のアイコンを表示し、暗号化されていることや信用度を表す。
  • Safariでは(オプションでOperaでも)、アドレスバーがプログレスバーの役割も果たし、そのページのコンテンツをどれだけロードしたかを示す。
  • フィード検出機能を持つ場合もある。通常、RSSアイコン "" で示す。
  • Mozilla Firefox拡張機能を使うと、ウィキなどの編集可能ページにユニバーサル・エディット・ボタン "" を表示できる。
  • Opera はウィジェットエンジンとしても機能し、ウィジェットを公開しているページでは特別なアイコン "" を表示する。
  • Google Chrome では、アドレスバー (Omnibox)は検索プラグインバーの機能も持っていて、入力中にインクリメンタルサーチ結果を表示したりできる。Firefox にもそのような機能を追加できるアドオンがある[1]
  • クイック検索が可能なブラウザもあり、検索語をアドレスの代わりに入力できる。さらにキーワード機能と呼ばれる機能で、特定のサイトに特定の単語で即座に飛べるものもある。例えば、"w" というキーワードをWikipediaの検索ボックスに関連付けておくと、"w cake" と入力すれば Wikipedia の "cake" という項目を即座に表示できる。

実装例

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以下に、Mozilla Firefox のアドレスバー(スマートロケーションバー)[2]を示す。

https版の英語版ウィキペディア[3]を閲覧時のFirefoxのアドレスバー(2012年5月現在)。青色のところにドメイン名が表示されている
Extended Validation 証明書を使っている Paypalのサイト[4]を閲覧時の Firefoxのアドレスバー。緑色のところに組織名が表示されている。

脚注・出典

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外部リンク

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関連項目

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