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アドゥング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ウガンダ北西部のアドジュマニ・セツルメントにあるバプテスト教会の3つの異なる大きさのアドゥング

アドゥングウガンダ北西部のアルル人弦楽器で、7~10あるいはそれ以上の弦を持つ様々な大きさのアーチ状をしたハープである[1][2]エキドンゴエネンガとも呼ばれる。

アドゥングは個人的な喜び、ナイトクラブやコンサートの音楽、精神病の治療、キリスト教の礼拝など、多彩な目的のために1人でボーカルの伴奏がつくこともあり、もしくはアンサンブルで演奏される。

その物理的な形はアフリカ独自の起源に由来する[3]。しかし、アドゥング音楽として一般的に知られている音楽の形式は、古典ヨーロッパ音楽の音階に直されたものであり、ウガンダにおける英国の存在の影響を含んでいる。

アドゥングに熟達した現代の演奏家にはウガンダのミュージシャン、ジェームス・マクブヤやアメリカのアーティスト、クリスタル・ブライトなどがいる[4]

参考文献

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  1. ^ Pandey, Ashish (2005). Encyclopaedic Dictionary of Music. New Delhi: Gyan Publishing House. p. 11. ISBN 8182052912. https://books.google.com/books?id=Uf-oa98hKiAC&pg=PA11# 6 June 2013閲覧。 
  2. ^ Klabunde, Martin (2011). Learn to Play the Adungu!: Bow Harp from Northern Uganda. Seattle: CreateSpace. ISBN 1463558589 
  3. ^ Solomon, Thomas (2012). Nannyonga-Tamusuza, Sylvia A.. ed. Ethnomusicology in East Africa: Perspectives from Uganda and Beyond. Kampala: African Books Collective. p. 200. ISBN 997025135X. https://books.google.com/books?id=MZJMlaisYmwC&pg=PA200#v=onepage&q&f=false 7 June 2013閲覧。 
  4. ^ Mellor, JG (2012年). “Crystal Bright and The Silver Hands announce new album”. Shufflemag.com. Shuffle Magazine. 7 June 2013閲覧。