アストラ (ミサイル)
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2015年のバンガロール航空ショーにて展示されたアストラ | |
種類 | 中距離空対空ミサイル |
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製造国 | インド |
性能諸元 | |
ミサイル直径 | 178 mm |
ミサイル全長 | 3570 mm |
ミサイル全幅 | 254 mm |
ミサイル重量 | 154kg |
弾頭 | HE破片効果 (15 kg) |
信管 | レーダー近接信管 |
射程 | 80~110 km[1][2] |
推進方式 | 固体燃料ロケット[注釈 1] |
誘導方式 |
中間航程: INS+指令誘導 終末航程: ARH |
飛翔速度 | マッハ4.0+ |
アストラ(ヒンディー語: अस्त्र प्रक्षेपास्त्र, 英: Astra)は、インドの防衛研究開発機関(DRDO)が開発している中距離空対空ミサイルである。アストラとはサンスクリットで「飛び道具、矢」を意味する。
誘導方式としては、中間航程においては慣性航法(INS)に指令誘導を併用 、終末航程においてはアクティブ・レーダー・ホーミング(ARH)方式が用いられる。発射プラットフォームとしてはテジャス、Su-30MKI、ミラージュ2000、MiG-29が想定されている。
2003年5月、まず誘導・制御装置をもたない模擬弾による試射が成功裡に実施された。その後、2009年には上記2モードに対応した誘導装置の試験が開始されたが、2010年1月に行われた試射は失敗した。その後、2010年6月の悪天候下試射は成功しており[3][4]、2011年5月現在においても開発は進められている。[5]
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “アーカイブされたコピー”. 2010年7月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年7月13日閲覧。
- ^ “Astra”. Deagel.com. 2012年12月22日閲覧。
- ^ “Air-to-air missile Astra successfully test-fired”. Ndtv.com (2010年7月6日). 2012年12月22日閲覧。
- ^ “Astra test-fired for second consecutive day”. Hindustan Times (2010年7月7日). 2012年12月22日閲覧。
- ^ “IAF to procure long-range missiles to enhance striking range”. Hindustan Times (2011年4月26日). 2012年12月22日閲覧。
参考文献
[編集]- GlobalSecurity.org Astra air-to-air missile
- Missile.index Astra
- 青木謙知 「軍用機ウエポン・ハンドブック 航空機搭載型ミサイル・爆弾450種解説」2005年 ISBN 4-87149-749-6
関連項目
[編集]- 空対空ミサイル
- R-77/AA-12 アッダー - ロシア製の同級ミサイル。インド空軍ではSu-30MKIとMiG-29が装備。
- MICA - フランス製の同級ミサイル。インド空軍ではミラージュ2000I/TIおよびラファールが装備。