アゴン (テレビドラマ)
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アゴン | |
---|---|
ジャンル | 特撮 |
脚本 |
関沢新一 内田弘三 |
監督 |
峯徳夫 大橋史典 |
監修 | 関沢新一 |
出演者 |
広田進司 松本朝夫 志摩靖彦 沢明美 |
音楽 | 斉藤超 |
製作 | |
プロデューサー | 松本常保 |
制作 | 日本電波映画 |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 1968年1月2日 - 1月5日 |
放送時間 | 火曜 - 金曜8:15 - 8:45[1] |
放送分 | 30分 |
回数 | 4回 |
『アゴン』(AGON)は、1968年1月2日 - 1月5日にフジテレビ系で放送された日本電波映画製作の特撮ドラマ、および劇中に登場した怪獣の名前。全4話。
ソフト販売時のタイトルは『幻の怪獣 アゴン』および『幻の大怪獣アゴン』[2]。
概要
[編集]1964年2月に製作され、同年秋に放送される予定だったが[2]、スポンサーがなかなか見つからなかったため、お蔵入りになっていた。1968年にようやく放送される。当初は26話を予定していたが、制作4話で打ち切りとなった[3]。
アゴンの名は「アトミック・ドラゴン」に由来する[4]。
1980年代に東宝ビデオから『幻の怪獣 アゴン』のタイトルでビデオ化された。1993年に、ビデオ再発の際に『幻の大怪獣アゴン』にタイトルが改められた。2005年6月8日には、DVDが発売された[4]。2017年には、Blu-rayが発売された[3]。
放送時間
[編集]- 火曜 - 金曜8:15 - 8:45(JST)[1]
- 『ママとあそぼう!ピンポンパン』(当時8:15 - 9:00)は休止。なお空いた8:45 - 9:00枠には、海外アニメ再放送枠『マンガ大行進』を編成した[1]。
ストーリー
[編集]茨城県東海村で深夜、ウランを輸送していたトラックが何者かに襲われる事件が起きた。取材に訪れた毎朝新聞の須本五郎と調査していた大和刑事、右京博士の目の前に突如巨大な恐竜型の怪獣が現れる。
スタッフ
[編集]- 制作:松本常保
- 監修:関沢新一
- 脚本:関沢新一、内田弘三
- 監督:峯徳夫、大橋史典
- 特技監督:大橋史典
- 撮影:河原崎隆夫
- 照明:松本久男
- 録音:竹川昌夫
- 音楽:斉藤超
- 美術:鳥居塚誠一
- 特撮:影山晴紀
- 制作:日本電波映画株式会社(日本電映)
出演者
[編集]- 須本五郎(新聞記者):広田進司
- 大和刑事:松本朝夫
- 右京博士(原子力センター科学者):志摩靖彦
- 静川さつき(原子力センター所員):沢明美
- 松造(漁師):入江慎也
- 紋太(松造の息子):小林芳宏
- 黒田(麻薬の売人):福山象三
- 鉄(黒田の子分):野崎善彦
- アゴン:東悦次
- みなもと太郎 - 漫画家になる前、名もなき研究所員役としてアルバイトで出演していたが、出演シーンはすべてカットされている[5]。
放映リスト
[編集]回 | 放送日 (1968年) |
サブタイトル | 脚本 | 監督 |
---|---|---|---|---|
1 | 1月2日 | アゴン出現 前編 | 関沢新一 | 峯徳夫 |
2 | 1月3日 | アゴン出現 后編 | ||
3 | 1月4日 | 風前の灯 前篇 | 内田弘三 | 大橋史典 |
4 | 1月5日 | 風前の灯 后篇 |
脚注
[編集]- ^ a b c 『産経新聞』産経新聞社、1968年1月1日 - 1月5日付のラジオ・テレビ欄頁。
- ^ a b 石橋春海『'60年代 蘇る昭和特撮ヒーロー』コスミック出版〈COSMIC MOOK〉、2013年12月5日、114頁。ISBN 978-4-7747-5853-4。
- ^ a b 宇宙船178 2022, pp. 104–105, 「伝説の怪獣・アゴンを演じた俳優に直撃![インタビュー]東悦次」
- ^ a b 「Visual Radar」『宇宙船』Vol.118(2005年5月号)、朝日ソノラマ、2005年5月1日、104頁、雑誌コード:01843-05。
- ^ 『挑戦者たち 増補改訂版』P.42 ISBN 978-4835450872
参考文献
[編集]- 『宇宙船』vol.178(AUTUMN 2022.秋)、ホビージャパン、2022年10月3日、ISBN 978-4-7986-2945-2。
外部リンク
[編集]- 幻の大怪獣 アゴン - ニューライン