アグラオネマ
アグラオネマ | ||||||||||||||||||||||||
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アグラオネマ・コンムタツム
(Aglaonema commutatum) | ||||||||||||||||||||||||
分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Aglaonema | ||||||||||||||||||||||||
タイプ種 | ||||||||||||||||||||||||
アグラオネマ・オブロンギフォリウム (Aglaonema oblongifolium) | ||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||
リョクチク(緑竹) |
アグラオネマは(学:Aglaonema)サトイモ科に含まれる属の一つ。または、アグラオネマ属に含まれる植物の総称。リョクチク属とも呼ばれる。
特徴
[編集]南アジア、東南アジア、東アジア南部が自生地及び原産地の多年草である。観葉植物として親しまれ、赤や桃色、灰色などの斑入りや縞模様の入った種、葉色がくすんだ灰色になる種がある。他のサトイモ科の植物と同じく、耐陰性が高く、高温多湿の環境を好む。ただし本属の植物の中には、モツデツム種(A. modestum)の様に耐寒性が多少ある種も確認されている[1]。直立するタイプと匍匐性のあるタイプに大別される。ポトスやシンゴニウム、フィロデンドロン、ポトス属の様につる性の種は確認されていない[2]。花はサトイモ科に多く見られる肉穂花序で、仏炎苞の色は白色[3]。花言葉は「青春の輝き」「スマート」がある[4]。アジアでは、富や幸福を招く縁起物の象徴として栽培されている[5]。
栽培方法
[編集]植え替えは生育期の6~8月頃に行う。成長期の間は水分を多く吸い上げるので土の乾燥状態が継続しないようにする。耐陰性が高いので通年屋内で栽培しても良い。水槽、ケージ等で栽培すると湿度を保ちつつ管理できるので水切れを防げる。耐寒性には非常に乏しので冬季は10℃程度を下回ると休眠期に入る。更に氷点下になると枯れるので冬季の管理には十分気を付ける[3]。肥料は生育期にあたる4~10月まで与える。休眠期に施肥は必要ない[1]。
名称について
[編集]属名である Aglaonema の由来は、Aglaoth(輝く)+Nema(糸)の合成語であり、雄蕊に光沢がみられる事からこの名称になった[2]。
下位分類
[編集]- アグラオネマ・コンムタツム
- アグラオネマ・コンムタツム ‘シルバークイーン’
(Aglaonema commutatum ‘Silver Queen’)
- アグラオネマ・シンプレックス
- アグラオネマ・モデスツム
- アグラオネマ・ヴァエリガツム
(Aglaonema modestum ‘Variegatum’)
- アグラオネマ・モデスツム‘グリーンゴールド’
(Aglaonema modestum ‘Green Gold’)
ギャラリー
[編集]-
コンムタツム種
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コンムタツム種
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シルバークイーン
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シンプレックス種
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モツデツム種
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ヴァエツガツム
脚注
[編集]- ^ a b c アグラオネマとは|育て方がわかる植物図鑑|みんなの趣味の園芸(NHK出版)
- ^ a b “GKZ植物事典・アグラオネマ 'シルバー・スプラッシュ'”. gkzplant.sakura.ne.jp. 2025年1月29日閲覧。
- ^ a b “アグラオネマとは?育て方・栽培方法”. LOVEGREEN(ラブグリーン) (2021年11月14日). 2025年1月29日閲覧。
- ^ “アグラオネマの花言葉と風水効果の関係について”. APEGOオンラインショップ (2023年7月23日). 2025年1月29日閲覧。
- ^ “アグラオネマってどんな観葉植物?その種類や魅力などの特徴を紹介!”. BOTANICA (2019年11月29日). 2025年1月29日閲覧。