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アオハシコウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アオハシコウ
アオハシコウ
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordates
亜門 : 脊椎物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: コウノトリ目 Ciconiiformes
: コウノトリ科 Ciconiidae
: コウノトリ属 Ciconia
: アオハシコウ C. abdimii
学名
Ciconia abdimii
Lichtenstein, 1823
英名
Abdim's Stork
アオハシコウの分布図
アオハシコウの卵

アオハシコウ(青端鸛、学名: Ciconia abdimii)とは、コウノトリ目コウノトリ科に分類される鳥類の一種である。

分布

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  • アフリカ大陸

形態

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体長約76cm。コウノトリ科の中で最も小さな種である。

生態

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耕地や草原に生息する。

主に昆虫類を捕食する。

大木の上や崖などに、小規模のコロニーを形成して繁殖する。稀に番いで繁殖することもある。また、人家の屋根に営巣した例もある。雄が巣材を集め雌が造巣し、1腹2-4個の卵を産む。抱卵期間は30-31日である。抱卵は雌雄共同で行う。雛は、50-60日で巣立ちする。

参考文献

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  • 『世界の動物|分類と飼育 コウノトリ目+フラミンゴ目』、財団法人東京動物園協会、1985年、53頁