アイスコルネット
アイスコルネットは、コロネ型の揚げパンにソフトクリームを組み合わせた菓子[1]。静岡県浜松市の株式会社コルネットが2006年に発売した[1]。
揚げパンが熱い状態で提供され、温かいパンと冷たいアイスクリームの温度差が特徴である[2][3][4]。ソフトクリームにはチョコレートやバニラ、ストロベリーなどのバリエーションがある[5][6]。
歴史
[編集]創業者が中学生の息子に作った食パンの耳を揚げたおやつが元となって開発された[1]。2006年6月にアイスコルネットの販売を開始した[1]。移動販売社での販売のほか、創業者の母親が経営する店舗を改装して本店を構えた[7]。
ブログで紹介されたことから話題になり、地元の新聞やテレビにも取り上げられ、ホームセンターやショッピングモールなどでの販売が実現した[1]。販売数が増加してからは工場に製造を委託した[7]。2014年時点で、関東から九州までの広範囲に渡り、8つの店舗、17の移動販売車とフランチャイズ契約をしていた[1]。
2013年にはマレーシアに出店し[7][8]、2014年にはフィリピン、台湾への出店を発表した[9][7]。
類似商品
[編集]
揚げパンではなく、通常のコロネにソフトクリームを入れたものが「コロネソフト」などの名称で複数の場所で販売されている[10][11][12]。コロネ型のクロワッサンを使用したコロネソフトも販売されている[13]。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f “こうしてヒット商品は生まれた！ アイスコルネット 株式会社コルネット｜日商 Assist Biz”. 日商 Assist Biz. 2023年4月14日閲覧。
- ^ “アツアツで、つめた～い新感覚!?不思議なおいしさに虜になる“変わり種アイス”3選｜るるぶ&more.”. rurubu.jp. 2023年4月14日閲覧。
- ^ “武蔵小山に揚げパン×アイス「3rdCORNET」－浜松発スイーツ都内2店舗目”. 品川経済新聞. 2023年4月15日閲覧。
- ^ “スマイルウィズコルネット | 静岡県中心のキッチンカー「スマイルウィズコルネット」のアイスコルネットは、全て注文を受けてからの手作り。外はサクッ、中はフワッとした食感で、温かい揚げパンと冷たいソフトクリームのギャップと甘さが、何個でも食べらられる、くせになる美味しさです。”. cornet3104.com. 2023年4月15日閲覧。
- ^ “『アイス×〇〇』の新定番！【アイスコルネット】が東京で食べられるお店をご紹介♫”. EMMARY（エマリー）. 2023年4月14日閲覧。
- ^ “メニュー | スマイルウィズコルネット”. cornet3104.com. 2023年4月15日閲覧。
- ^ a b c d “「コルネット」過去の海外展開での失敗を次の海外展開の成功の糧に | 中小企業の海外展開入門”. J-Net21[中小企業ビジネス支援サイト]. 2023年4月14日閲覧。
- ^ Ichi (2013年4月7日). “揚げパンとアイスのコラボスイーツ、マレーにも上陸！”. GoGoマレーシア. 2023年4月14日閲覧。
- ^ “浜松スイーツ、比・台進出 揚げパン＋アイスのコルネット”. 日本経済新聞社. (2014年6月28日) 2014年7月1日閲覧。
- ^ “白雲台に新商品登場！コロネソフトクリーム／佐渡テレビジョン | 佐渡”. 上越妙高タウン情報 (2021年6月25日). 2023年4月14日閲覧。
- ^ motchi (2016年8月9日). “クセになる○○○○コロネソフト | おいでひた”. 2023年4月14日閲覧。
- ^ “忠類道の駅でコロネソフト販売 （十勝毎日新聞）”. 十勝毎日新聞電子版. 2023年4月14日閲覧。
- ^ “夏に映える！ 絶品クロワッサンコロネソフト − 吉野麦米カフェ（佐賀）”. 福岡TOUCH. 2023年4月14日閲覧。