わさビーフ
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わさビーフは山芳製菓が製造販売するポテトチップスで、同社の登録商標(第4917252号ほか)である。
概要
[編集]1987年から発売されている、同社の看板商品である。
一般的な日本人の食の観点からは一見合わないように思えるワサビ味とビーフ味をブレンドした異色の製品であるが[1]、イメージとは裏腹に互いの風味が調和しており、人気を得ている。濃厚なビーフ味と程よい辛さのわさび味の組み合わせは、「つんピリ」と表現される。
キャラクター
[編集]パッケージに描かれた牛のキャラクターの名前は「わしゃビーフ」。ツイッターでキャラクター改名キャンペーンを行い、2015年6月に新名称が「わさっち」に決定した[2]。
2020年9月1日に西野亮廣(キングコング)がデザインした「わさぎゅ〜」に変更された[3]。
2023年9月5日に山芳製菓設立70周年記念でキャラクターが「わさもー」に刷新された[4]。
商品一覧
[編集]- わさビーフ(1987年発売開始)
- 大人向けわさビーフ(2007年発売)
- わさび抜きわさビーフ(2014年発売)
以下の商品は2008年より山芳製菓Webサイトでの通販限定品として発売されている。
- わさビーフリッチ
- わさビーフMAX
- わさビーフHARD
- わさビーフMILD
コラボ商品
[編集]監修
- やみつきポテト わさビーフ味 - 2019年。ガスト(すかいらーく)店舗で提供[5]。
- わさビーフギョーザ - 店舗では2019年に薄皮専門渋谷餃子(運営は東京都渋谷区にあるエムピーキッチン)が提供[6]。冷凍食品は長野県松本市にある信栄食品が2020年に発売した[7]。
CMソング
[編集]- 『ヤマヨシわさビーフ』作詞作曲:近藤浩章。カントリー編や音頭編など様々なアレンジがある[8]。
- 『新世紀ヤマヨシツンピリ大音頭』作詞作曲:近藤浩章。2004年のごく短期間に放送された[9]。『ヤマヨシわさビーフ』を補作した楽曲[8]。バックコーラスはさくみとMitsuRu[10]。
となりのわさっち
[編集]キャスト
[編集]書籍
[編集]- 濵畠太:著『わさビーフしたたかに笑う。 業界3位以下の会社のための商品戦略』(ISBN 978-4756916730) 明日香出版社 2013年
脚注
[編集]- ^ 洋食ではワサビとビーフの取り合わせは珍しいものではない。これはローストビーフ等に用いられる組み合わせに近い。
- ^ 山芳製菓 [@yamayoshiseika] (2015年6月9日). "【新キャラクター名決定】". X(旧Twitter)より2023年9月5日閲覧。
- ^ わさビーフのパッケージをキングコング西野が監修、33年ぶり新キャラ「わさぎゅ〜」誕生、お笑いナタリー 2020年8月18日
- ^ “設立70周年記念「わさビーフ」の新キャラクターが誕生!”. 山芳製菓 (2023年9月5日). 2023年9月15日閲覧。
- ^ ガスト「やみつきポテト わさビーフ味」が復活 Twitter発のコラボメニューおたくま経済新聞 2020年6月17日
- ^ 【渋谷餃子】あの刺激がツーンと帰ってきた!12月6日(金)より「わさビーフギョーザ」限定復活PRTIME 2019年12月4日
- ^ マッスルギョーザ新栄食品公式ツイッター2020年3月12日
- ^ a b 公式サイト CMギャラリー
- ^ “わさビーフ”に歌って踊れる大音頭があったエキサイト 2005年3月10日
- ^ オーグメントスタッフブログ2014年8月22日