やなぎやけいこ
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やなぎや けいこ(本名:柳谷圭子、1942年6月8日[1] - )は、日本の児童文学作家、翻訳家。
略歴
[編集]東京都生まれ。慶應義塾大学経済学部中退後、アルゼンチンのサルバドール大学に留学。
1980年『はるかなる黄金帝国』で産経児童出版文化賞受賞。以後、カトリックの立場からの著述、翻訳を行う。
著書
[編集]- 『ラ・プラタの太陽の下に 私のアルゼンチン留学記』(柳谷圭子名義、光風社書店) 1977.6.
- 『はるかなる黄金帝国』(旺文社) 1980.6.
- 『まぼろしの都のインカたち』(旺文社) 1982.7.
- 『そりをひいたルン』(女子パウロ会) 1984.11.
- 『ボートハウスのお客さま』(旺文社) 1985.10.
- 『ほんとうの王さま』(静一志共著、女子パウロ会) 1986.3.
- 『せわのやけるお客さま』(柳谷圭子名義、女子パウロ会) 1987.1.
- 『アンデスの天使 十二歳の福者』(ドン・ボスコ社) 1989.1.
- 『かみさまからのクリスマスプレゼント』(ドン・ボスコ社) 1989.10.
- 『くららおばさんは魔法使い?』(旺文社) 1989.4.
- 『チビゾウはぼくのともだち』(教育画劇) 1989.2.
- 『クリスマスのうたがきこえる』(ドン・ボスコ社) 1990.9.
- 『マザー・テレサ キリストの渇きを癒すために』(ドン・ボスコ社) 1990.4.、のちポプラポケット文庫
- 『クリスマス・イブにきたおとこのこ』(ドン・ボスコ社) 1992.9.
- 『ひみつの友だち』(旺文社) 1992.3.
- 『おばあちゃんイースターおめでとう』(日本基督教団出版局) 1993.3.
- 『愛の証し人 コルベ神父物語』(ドン・ボスコ社) 1994.6.
- 『二つの勲章 ダミアン神父の生涯』(ドン・ボスコ社) 1994.4.
- 『イエスの小さい花 リジューの聖テレーズの生涯』(ドン・ボスコ社) 1996.5.
- 『ふしぎ時間はいかが?』(旺文社) 1997.4.
- 『ガラスの花かご』(PHP研究所) 1998.6.
- 『サンタクロースへのてがみ』(守矢るり絵、日本基督教団出版局) 1998.10.
- 『食べもの』(ポプラ社、社会科はじめて大百科) 1998.4.
- 『のりものと交通』(ポプラ社、社会科はじめて大百科) 1998.4.
- 『アリの町のマリア 愛の使者北原怜子』(ドン・ボスコ社) 2002.5.
- 『地の果てまで 聖フランシスコ・ザビエルの生涯』(ドン・ボスコ社) 2004.8.
翻訳
[編集]- 『ヴェロニカのために』(ポルディ・バード、佐野洋子絵、河出書房新社) 1974.
- 『ちびくじらのぼうけん』(ロロ・リコ・デアルバ、ポプラ社) 1977.9.
- 『七つの白い石 南アメリカのお話』(女子パウロ会) 1978.6.
- 『ほたるとのばら ベネズエラの民話から』(フレイ・セサレオ・デ・アルメリャーダ再話、ほるぷ出版) 1983.7.
- 『たいようのこども、ワイラ』(エウセビオ・トポーコ、福武書店) 1989.7.
- 『クリスマスのかねがなるとき スペインのむかしばなしより』(ドン・ボスコ社) 1991.9.
- 『イエス・キリストの福音』(ミッリ・ヴァイ、日野武満共訳、ドン・ボスコ社) 1992.3.
- 『クリスマスのひかり』(アルベルト・ベネベッリ、ドン・ボスコ社) 1994.9.
- 『いつも喜びをマリア・マザレロ』(ドメニコ・アガッソ、ドン・ボスコ社) 1998.5.
- 『人々をうるおす泉のように マルセロ・スピノラの生涯』(ホセ・マリア・ハビエル、スピノラ修道女会共編、ドン・ボスコ社) 1998.3.
- 『せいしょ イエスさまのおはなし』(ニーチェ, ナディア・ヴィットーリ、ドン・ボスコ社) 2001.4.
- 『聖書物語 永遠の光』(ロイス・ロック、ドン・ボスコ社) 2003.4.
- 『こんやはねむれないよぉ こぐまたちのクリスマス』(リンダ・パリー、ドン・ボスコ社) 2004.9.
- 『ファンが悪魔をつかまえた メキシコの民話』(福音館書店) 2005.9.
脚注
[編集]- ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社) 2016年)p.468
参考
[編集]- マザー・テレサ - 子どもの伝記〈2〉(新装改訂版) - 紀伊國屋BookWeb