やつしろ全国花火競技大会
やつしろ全国花火競技大会(やつしろぜんこくはなびきょうぎたいかい)は、熊本県八代市の球磨川河川敷で開催される花火大会である。八代の秋を彩る花火競技大会である。
概要
[編集]西日本で唯一開催される花火競技大会であったが、2019年から徳島県で花火競技大会「にし阿波の花火」が開始されたため、九州唯一の花火競技大会となった。
日本全国から30程の花火業者が参加しその腕を競う。例年10月第3週の土曜日に開催され(雨天決行。荒天時は11月に順延)、八代市の秋の風物詩として知られる。2009年の打上数は約13,000発、来場観客数は約280,000人。
競技部門は5号玉、10号玉、スターマインがあり、九州の業者が5号玉とスターマインに、全国の業者が5号玉と10号玉に参加する。競技進行は部門別ではなく業者ごとに行う。競技の前後と間に協賛花火があり、「ミュージック花火」も行われる。この「ミュージック花火」を目当てに来場する観客も多く、例年「ミュージック花火」は長野県の紅屋青木煙火店が担当している。
2011年は「ねんりんピック2011熊本」開催のため、例年より1週延期された。
2016年10月15日に開催された第29回大会は、熊本地震被災後の花火大会であったこと、地震発生から約半年の日付だったことから、熊本地震復興祈願を兼ねた大会となった。特に地震被害が大きかった益城町、御船町、西原村などの被災地から住民200名が特別招待され、開催前に犠牲者への黙祷が行われたほか、打ち上げに参加した全ての花火業者が協力して例年よりも多い15,000発が打ち上げられ、地震復興や被災者への応援、犠牲者への冥福を祈るための特別花火も多数打ち上げられた。来場観客数も30万人以上となり、過去最大の大会となった[1][2]。
2020年と2021年はコロナ禍により中止されたが、2020年12月19日(土)には、八代市内の3か所からシークレットで「悪霊退散及び災害復興祈願 八代サプライズ花火」が開催された。打ち上げ場所は、八代市坂本、八代港、そして「やつしろ全国花火競技大会」の開催地である球磨川河川緑地であった。
放送体制
[編集]開催当日は、地元ラジオ局(コミュニティFM)のエフエムやつしろによる特別生中継番組が放送され、大会の様子や交通情報などが放送されるほか、YouTube、ニコニコ動画などでのライブ中継もネット配信される。
交通アクセス
[編集]- 鉄道
- バス
脚注
[編集]- ^ “熊本復興祈り夜空に大輪 八代で花火大会、30万人”. 日本経済新聞 (2016年10月15日). 2013年10月15日閲覧。
- ^ “復興花火大会、30万人が歓声”. 毎日新聞 (2016年10月15日). 2013年10月15日閲覧。