もも太郎
表示
もも太郎(ももたろう)は、新潟県内で製造、販売されている氷菓。新潟県内にある二社(セイヒョー(新潟市)、第一食品(燕市))がそれぞれ「もも太郎」という商品名の氷菓を製造している[1]。
かつては長岡市にあるさかたやも2017年(平成29年)まで[2][注 1]もも太郎を製造していた[3]が、現在は製造を終了している。
概要
[編集]もも太郎という名前だが、味はイチゴ味[4]。セイヒョーが製造するもも太郎のみリンゴ果汁が使われており[4][5]、第一食品のもも太郎[6]とさかたやのもも太郎は無果汁である。
モンデリーズ・ジャパンが行った「地元民がおススメするご当地名産品ランキング」において、新潟県民がおすすめするデザートとして、新潟県民の42.7%の支持を得ている[7]。
セイヒョーのもも太郎については、山崎製パンから「ご当地ランチパック」として「ランチパック いちごジャム&ホイップ」[8]が発売されたり、カステラ[9]やドロップ[10]とのコラボレーションもしている。
歴史
[編集]もも太郎の原型は、お祭りの出店で売られていた「もも型」という、桃の形をした木型にかき氷といちごシロップを入れたものであり、第二次世界大戦後ごろから、それを元に食べやすいアイスバーの形になり、もも太郎という名前で販売されるようになった[4]。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 製品紹介ページでは冷菓として、もも太郎が紹介されていた。
出典
[編集]- ^ “もも太郎”. 第一食品株式会社. 2017年7月26日閲覧。 “2013年8月BSN新潟放送「水曜見ナイト」(8/21放送)の新潟夏の思い出グルメコーナーにて紹介されました”
- ^ “製品紹介”. さかたや. 2017年7月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月14日閲覧。
- ^ “会社案内”. さかたや. 2018年8月6日閲覧。 “昭和33年4月アイスキャンデーの製造を始める。(もも太郎、小豆キャンデーなど)”
- ^ a b c “りんごから作られる、いちご味のアイス、その名も「もも太郎」...新潟県民の夏の友、そのややこしすぎる名前の由来に迫る”. Jタウンネット (2016年1月24日). 2017年7月26日閲覧。
- ^ “りんご果汁で作ったいちご味のアイス「もも太郎」 新潟の定番アイスの名前が矛盾しまくっていると話題に”. ねとらぼ (2016年1月25日). 2017年7月26日閲覧。
- ^ “製品情報”. もも太郎. 第一食品株式会社. 2017年7月26日閲覧。 “成分・無果汁”
- ^ モンデリーズ・ジャパン株式会社 (2017年7月26日). “「リッツ」が47都道府県名産品を徹底調査!「北陸・甲信越地方」編:富山の海の幸「氷見のぶり」、山梨・長野のフルーツなど、地元民自慢の特産品から、近年人気の「金沢カレー」まで、続々とランクイン!!”. PR TIMES. 2017年7月26日閲覧。
- ^ わかとーさん (2016年8月4日). “新潟で人気商品セイヒョー「もも太郎」がご当地ランチパックで新登場”. Komachi Web. ニューズ・ライン. 2017年7月26日閲覧。
- ^ “アイス「もも太郎」の味がカステラに。新たな夏の味覚、新潟ふるさと村で買える!”. 新潟日報. (2016年7月16日) 2017年7月26日閲覧。
- ^ “もも太郎ドロップ”. 新潟空港オンラインショップ. 2017年7月26日閲覧。