ふるさとバス (鳥取市)
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ふるさとバスは鳥取県鳥取市で運行されている会員制路線バス。自家用自動車(白ナンバー)による交通空白地有償運送路線で、運行は特定非営利活動法人OMUが行っている。
概要
[編集]鳥取市の湖山池西側の中山間地域にある大郷・御熊・内海中の3地区では、路線バスが運行されておらず、高齢者の通院・買い物等の生活交通を確保するため、2009年に運行を開始したものである。
なお、OMUとは、運行区域である Osato(大郷(現在は運行を取りやめ))、Mikuma(御熊)、Utsuminaka(内海中)の3地区のローマ字表記の頭文字に由来する。
沿革
[編集]- 2009年2月9日 特定非営利活動法人OMUにより運行開始[1]。
- 2016年7月1日 大郷コースを毎月第1・第3水曜日のみの運行に変更、運行区間を松原バス停 - 辛川作業所間に短縮[2]。
- 2018年3月31日 大郷コースを廃止[3]。
- 2020年4月1日 末恒コースを湖山地区まで延長[4]。
特徴
[編集]- 利用できるのは運行区域である御熊・内海中・小沢見・白兎・三津の5地区の住民に限られ、事前に特定非営利活動法人OMUへ利用登録が必要となる。
- 運賃は以下の通りとなっている。
- 湖山地区(上山整形外科医院・もとむら眼科医院)にまたがって乗車する場合:大人400円(小学生・障害者等は200円)、幼児は無料。
- 上記以外の場合:大人200円(小学生・障害者等は100円)、幼児は無料。
- 末恒コースの1コースがあり、いずれも週2回、1往復運行[4]。
現行路線
[編集]- 末恒コース[4]
廃止路線
[編集]- 大郷コース
運行車両
[編集]- トヨタ・ハイエース2台で運行されている(3ナンバー:タクシー扱い)。
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ 平成21年2月9日(月)~2月15日(日)の市長アルバム Archived 2016年3月5日, at the Wayback Machine.鳥取市公式ウェブサイト
- ^ “ふるさとバス(大郷コース)運行経路変更について” (PDF). 鳥取市役所都市整備部交通政策課. 2018年9月30日閲覧。
- ^ “公共交通空白地有償運送(ふるさとバス)の大郷コース廃止について” (PDF). 鳥取市役所都市整備部交通政策課. 2018年9月30日閲覧。
- ^ a b c “ふるさとバス(OMU)の更新登録と路線延長、運賃改定について” (PDF). 鳥取市役所都市整備部交通政策課 (2019年12月25日). 2020年4月3日閲覧。