コンテンツにスキップ

びんごライナー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
びんごライナー(中国バス)

びんごライナーは、大阪府大阪市広島県福山市府中市尾道市を結ぶ高速バス路線である。

全便予約、座席指定制。当日空席があれば予約無しでも乗車可能。

運行会社

[編集]
  • 中国バス
    • 2020年2月1日より同社の単独運行となっている。
    • 2020年2月1日時点では福山営業所が1往復(福山発着)、府中営業所が1往復(府中発着)、尾道営業所が1往復(尾道発着)をそれぞれ担当。

過去の運行会社

[編集]
  • 近鉄バス
    • 布施営業所が2往復(府中線・尾道線各1往復)を担当していた。運行開始前・終了後は大阪での運行支援を担当。
びんごライナー(近鉄バス)

停車停留所

[編集]

矢印(⇔)を跨がない区間のみの利用は不可。

過去の停車停留所

[編集]

福山駅前 - 府中・尾道方面は主要停留所のみ記載。

運行経路

[編集]
福山・府中発着便

大阪市浪速区内(なんば) - 大阪市北区内(梅田) - 阪神高速12号守口線 - 阪神高速1号環状線 - 阪神高速13号東大阪線(福山・府中行きのみ) - 阪神高速1号環状線 - 阪神高速11号池田線 - 中国自動車道 - 山陽自動車道 - 福山東IC - 国道182号 - 国道2号 - 福山市内 - 国道313号 - 広島県道391号加茂福山線 - 国道486号 - 府中市内

尾道発着便

大阪市浪速区内(なんば) - 大阪市北区内(梅田) - 阪神高速12号守口線 - 阪神高速1号環状線 - 阪神高速13号東大阪線(福山・尾道行きのみ) - 阪神高速1号環状線 - 阪神高速11号池田線 - 中国自動車道 - 山陽自動車道 - 国道182号 - 国道2号 - 福山市内 - 国道2号 - 赤坂バイパス - 松永道路 - 尾道福山自動車道 - 国道2号 - 尾道市内 

※各系統とも、三木SA吉備SAで休憩あり。

運行回数

[編集]
  • 昼行便1日2往復

歴史

[編集]
  • 1995年平成7年)
  • 1999年(平成11年)
    • 3月20日 - 近畿日本鉄道が正式に参入。同時に大阪 - 福山・尾道線を運行開始。
    • 10月1日 - 近畿日本鉄道自動車局分社化により、同社担当便が近鉄バスに移管。
  • 2001年(平成13年)3月31日 - ユニバーサル・スタジオ・ジャパンへの乗り入れ開始(2004年9月30日まで)。
  • 2004年(平成16年)10月 - 大阪上本町駅乗り入れを廃止し、OCATまでの運行となる。
  • 2006年(平成18年)12月22日 - 旧・中国バスの事業廃止により、同社担当便が新・中国バス(両備ホールディングスの100%子会社)に移管。
  • 2008年(平成20年)
    • 7月10日 - OCAT - 梅田間一般道経由にともない、所要時間の見直しを実施。
    • 10月1日 - 中国バス担当車のみ福山駅 - 府中営業所間でクローズドドアを解除し、同区間内のみの乗車が可能となる。
  • 2010年(平成22年)12月1日 - ポイントカード開始、2,900円キャンペーン実施(2011年3月31日まで)。座席指定制導入。
  • 2011年(平成23年)9月1日 - 片道3,000円キャンペーン実施(本年12月20日まで)。
  • 2012年(平成24年)10月1日‐「大阪国際空港」停留所新設、乗り入れ開始。
  • 2014年(平成26年)ごろ - 福山駅 - 府中営業所間での同区間内のみの乗車ができなくなる[1][2]
  • 2020年令和2年)
    • 2月1日 - 1日3往復(福山線1往復、府中線1往復、尾道線1往復)に減便[3]し、近鉄バスが運行を終了(大阪側の予約・運行協力は継続)。
    • 4月13日 - 新型コロナウイルス感染拡大の影響により、この日の出発便より当分の間運休[4]
    • 7月3日 - 府中・尾道1往復ずつのみ運転再開[5]
  • 2021年(令和3年)
    • 1月18日 - この日より当面の間運休[6]。その後、繁忙期のみの運行となる。
    • 4月1日 - 平成大学停留所の廃止[7]
  • 2023年(令和5年)
    • 3月4日 - 土日の運行を再開。福山発着2往復の運行となり、府中・尾道発着便は設定されなかった[8]
    • 3月27日 - 土日と同ダイヤで平日の運行を再開[8]
    • 9月1日 - 実証運行として岡山インター停留所に停車。同停留所で岡山 - 京都線に乗り継ぐことで、福山 - 京都間の移動を可能とした(本年12月20日まで)[9]
  • 2024年(令和6年)
    • 4月1日 - 府中・尾道発着便廃止[10]

車内設備

[編集]
  • 4列シート(3列シートの便あり)
  • トイレ(近鉄担当車にはついていない場合があった)

脚注

[編集]
  1. ^ 株式会社中国バス--びんごライナー(尾道・府中・福山~大阪)/高速乗合バス”. 2014年3月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年1月27日閲覧。
  2. ^ 株式会社中国バス--びんごライナー(尾道・府中・福山~大阪)/高速乗合バス”. 2014年4月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年1月27日閲覧。
  3. ^ 2020年2月1日~びんごライナー(尾道・府中・福山~大阪線)の運行時刻の変更について”. 中国バス. 2021年10月22日閲覧。
  4. ^ お知らせ” (PDF). 中国バス (2020年4月7日). 2020年4月15日閲覧。
  5. ^ 7/3~運行再開のお知らせ【尾道・府中・福山⇔大阪線びんごライナー】”. 中国バス (2020年6月25日). 2021年1月24日閲覧。
  6. ^ 2021年1月18日~【高速乗合バス運休のお知らせ】びんごライナー”. 中国バス (2021年1月11日). 2021年1月24日閲覧。
  7. ^ 【2021年4月1日(木)~】平成車庫の廃止及びバス路線の経路変更のお知らせ”. 中国バス. 2021年4月28日閲覧。
  8. ^ a b 福山⇔大阪線(びんごライナー)運行再開&Twitterキャンペーン実施のお知らせ - 中国バス”. 2023年3月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年1月27日閲覧。
  9. ^ 【2023年9月1日(土)~】福山~京都線(岡山インター乗継)実証運行開始のお知らせ - 中国バス”. 2023年10月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年1月27日閲覧。
  10. ^ 高速乗合バスびんごライナー「尾道~大阪線」・「府中~大阪線」系統廃止のお知らせ - 中国バス”. www.chugokubus.jp (2024年2月29日). 2024年6月2日閲覧。

外部リンク

[編集]