ひるね
表示
『ひるね』 | ||||
---|---|---|---|---|
たま の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル |
フォーク プログレッシブ・ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | アクシック | |||
プロデュース | たま | |||
チャート最高順位 | ||||
| ||||
たま アルバム 年表 | ||||
| ||||
『ひるね』収録のシングル | ||||
解説
[編集]2013年1月12日に前作『さんだる』と共に紙ジャケット仕様で再発売された。リマスタリングが施されているほか、ボーナストラックとしてアルバム未収録だった2ndシングル『夕暮れ時のさびしさに』のカップリング曲「まちあわせ」と3rdシングル「海にうつる月」のカップリング曲「ばいばいばく」が収録されている[2]。
収録曲
[編集]シングル曲の詳細は、各項目を参照。
全作曲: たま。 | |||
# | タイトル | 作詞 | 時間 |
---|---|---|---|
1. | 「牛小屋」 | 柳原幼一郎 | |
2. | 「夕暮れ時のさびしさに」 | 知久寿焼 | |
3. | 「海にうつる月」 | 滝本晃司 | |
4. | 「家族」 | 石川浩司 | |
5. | 「お経」 | 柳原幼一郎 | |
6. | 「金魚鉢」 | 知久寿焼 | |
7. | 「オリオンビールの唄」 | 柳原幼一郎 | |
8. | 「かなしいずぼん」 | 知久寿焼 | |
9. | 「月夜の病院」 | 知久寿焼 | |
10. | 「ウララ」 | 石川浩司 | |
11. | 「むし」 | 滝本晃司 | |
12. | 「マリンバ」 | 柳原幼一郎 | |
13. | 「鐘の歌」 | 知久寿焼 | |
合計時間: |
曲の解説
[編集]- 牛小屋
- 夕暮れ時のさびしさに
- 海にうつる月
- 家族
- シングル『夕暮れ時のさびしさに』のカップリング。
- お経
- 金魚鉢
- この曲は最初、明るい曲であった(復刻版『しおしお』のボーナストラック『金魚鉢』参照)。
- はじめフランスでレコーディングされたが、知久自身がその演奏を気に入らず、日本に持ち帰り録音しなおしたというエピソードがある[7]。
- このエピソードに関して柳原は、「知久くんはそういう(作品が不満足な仕上がりであった)時の理屈は天才的にうまいです。」「長い人生の中でたった一日どうなるんだい、とかそういうことを平気で言います。」「ものすごい小理屈の天才なんだよね」と語っている[8]。
- 当曲に関して知久は「1986年、高円寺の高円寺裏の猫だらけの大家さんの庭の一戸建て四畳半ちょっとの離れで仕上げた歌。旋律とコード進行はその数ヶ月前高円寺北四丁目河内荘102在住時にできてたが、なかなか歌詞がまとまらなかった。引っ越してきたその庭は雨の夜大量のかたつむりが発生し、飛び石を歩くのに難儀した」というエピソードを述べている。[要出典]
- オリオンビールの唄
- かなしいずぼん
- 月夜の病院
- この曲に関して柳原は「サビのところが知久節だよね」と述べ、知久は「リズムがすごくズレこむ曲」「サビのところの息継ぎがすごく難しい」と語っている[13]。
- ウララ
- むし
- ファンから貰った「セミ笛」をパーカッションに採用している[15]。
- マリンバ
- 鐘の歌
- たまのライブの最後に演奏されることが多い楽曲。
カバー
[編集]楽曲 | アーティスト | 収録 | 発売年 |
---|---|---|---|
牛小屋 | 柳原陽一郎 | Al『ふたたび』 | 2005年 |
オリオンビールの唄 | |||
かなしいずぼん | ジョン (犬) | Al『ジョン(犬)から、へっこむディスク凹』 | 2004年 |
脚注
[編集]- ^ “2ndアルバム「ひるね」プロモーションビデオ”. 2023年6月5日閲覧。
- ^ “たま「さんだる」「ひるね」がボーナストラック追加で再発”. 音楽ナタリー. 音楽ナタリー (2012年11月29日). 2018年9月24日閲覧。
- ^ a b “「たま」という船に乗っていた 第八章 船からひとり降りた”. 石川浩司. 石川浩司 (2012年11月29日). 2018年9月24日閲覧。
- ^ “2ndアルバム「ひるね」プロモーションビデオ”. 2023年6月5日閲覧。
- ^ “2ndアルバム「ひるね」プロモーションビデオ”. 2023年6月5日閲覧。
- ^ “2ndアルバム「ひるね」プロモーションビデオ”. 2023年6月5日閲覧。
- ^ “2ndアルバム「ひるね」プロモーションビデオ”. 2023年6月5日閲覧。
- ^ “2ndアルバム「ひるね」プロモーションビデオ”. 2023年6月5日閲覧。
- ^ 柳原陽一郎『ふたたび』(セルフライナーノーツ)柳原陽一郎、徳間ジャパンコミュニケーションズ、2005年。
- ^ 石川浩司 [@ishikawakoji] (2017年11月26日). "はっぴいえんどの「はいからはくち(ハイカラ白痴、肺から吐く血)」のダブルミーニングは有名だけどたまのオリオンビールの唄の「パリもみず(見ず、水)に沈んでく」や月食仮面の「しんめとり(シンメトリー、新芽取り)」や「みみのびる(耳伸びる、耳のビル)」とかは意外と気づかれてないかも。". X(旧Twitter)より2018年11月4日閲覧。
- ^ “2ndアルバム「ひるね」プロモーションビデオ”. 2023年6月5日閲覧。
- ^ “「たま」という船に乗っていた 第九章 淡々タヌキ時代”. 石川浩司. 石川浩司. 2018年9月24日閲覧。
- ^ “2ndアルバム「ひるね」プロモーションビデオ”. 2023年6月5日閲覧。
- ^ “2ndアルバム「ひるね」プロモーションビデオ”. 2023年6月5日閲覧。
- ^ “2ndアルバム「ひるね」プロモーションビデオ”. 2023年6月5日閲覧。