コンテンツにスキップ

ひたすらな道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ひたすらな道』は、髙田三郎作曲の合唱組曲である。全編でピアノを伴う。作詩は高野喜久雄

概要

[編集]

混声合唱曲として作曲され、「弦」は1975年(昭和50年)8月24日、東京放送合唱団NHK放送)により、「姫」「白鳥」は1976年(昭和51年)2月21日、盛岡コメット混声合唱団によって初演された。高田と高野のコンビによる合唱曲は、『わたしの願い』(1961年)・『水のいのち』(1964年)に続くものである。

1977年(昭和52年)には女声合唱版が出版され、以来両版とも数多くのコンサート・コンクールで歌われている。

男声合唱版は、慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団の委嘱によって作曲者自身により編曲され、1981年(昭和56年)12月11日(東京郵便貯金ホール)及び12日(東京厚生年金会館大ホール)同団の第106回定期演奏会において初演された(指揮木下保、ピアノ:木下歌子[1]

日本プロ合唱団連合(略称:プロ連。1969年(昭和44年)設立。4つのプロ合唱団(東京混声合唱団二期会合唱団、東京放送合唱団、日本合唱協会により構成)の委嘱により、作曲者自身による管弦楽伴奏版も作曲されており、1979年(昭和54年)2月6日、プロ連第9回定期演奏会において、新日本フィルハーモニー交響楽団、作曲者自身の指揮によって初演された[2]

曲目

[編集]

全て高野喜久雄の詩による。日本語。

  1. 姫 演奏時間目安 4分14秒
  2. 白鳥 演奏時間目安 4分46秒
  3. 弦(いと) 演奏時間目安 4分41秒

曲目解説

[編集]

作曲者自身による解説があるので、著作権に配慮し、外部リンクのみに留める。

楽譜

[編集]
  • 混声合唱組曲『ひたすらな道』カワイ出版(受注生産)SATB,Piano
  • 女声合唱組曲『ひたすらな道』カワイ出版(受注生産)SSA,Piano
  • 男声合唱組曲『ひたすらな道』カワイ出版(受注生産)TTBB,Piano

※管弦楽版は出版されていない。

ディスコグラフィー

[編集]

脚注・出典

[編集]
  1. ^ 演奏ライブラリー”. 慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団. 2020年4月4日閲覧。
  2. ^ 『ひたすらな道』管弦楽版 初演の模様”. レーベンフロイデ合唱団. 2020年4月4日閲覧。

外部リンク

[編集]