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はつしま (掃海艇・初代)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
はつしま
基本情報
建造所 日本鋼管鶴見造船所
運用者  海上自衛隊
艦種 掃海艇
級名 はつしま型掃海艇
艦歴
発注 1976年
起工 1977年12月6日
進水 1978年10月30日
就役 1979年3月30日
1995年3月10日(特務船に種別変更)
除籍 2001年7月13日
要目
基準排水量 440トン
満載排水量 520トン
全長 55.0m
最大幅 9.4m
深さ 4.2m
吃水 2.5m
機関 三菱12ZC15/20I ディーゼルエンジン × 2基
出力 1,440PS
推進器 スクリュープロペラ × 2軸
最大速力 14ノット
乗員 45名
兵装 Mk.10 20mm機銃 × 1門
レーダー OPS-9B 水上
ソナー ZQS-2B 機雷探知機
その他 掃海装備
75式機雷処分具 S-4
67式普通掃海具(O型)改4
56式浮上電線磁気掃海具改1
71式音響掃海具 S-2
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はつしまローマ字JDS Hatsushima, MSC-649YAS-98)は、海上自衛隊掃海艇はつしま型掃海艇の1番艇。艇名は初島に由来する。旧海軍初島型電纜敷設艇「初島」に次いで日本の艦艇としては2代目。

艦歴

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「はつしま」は、昭和51年度計画掃海艇349号艇として、日本鋼管鶴見造船所で1976年12月6日に起工され、1978年10月30日に進水、1979年3月30日に就役し、第2掃海隊群第46掃海隊に編入され、横須賀に配備された。

1980年11月27日、第2掃海隊群隷下に第12掃海隊が新編され、同日付で就役した「うきしま」とともに編入された。

1989年11月29日、第12掃海隊が舞鶴地方隊に編入。

1995年3月10日、特務船に種別変更され、船籍番号がYAS-98となり、呉地方隊隷下の呉水中処分隊に編入。水中処分母艇への改装工事により、掃海発電機と掃海電線巻上機が撤去され、代わって後部甲板に水中処分隊用の甲板室が新設された[1]。1995年4月17日に工事完了。

2001年7月13日、除籍。

脚注

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  1. ^ 「ニュース・フラッシュ」『世界の艦船』第497号、海人社、1995年6月、117頁。 

参考文献

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  • 石橋孝夫『海上自衛隊全艦船 1952-2002』(並木書房、2002年)
  • 世界の艦船 海上自衛隊木造掃海艇建造史』(海人社、2010年)