たんかい
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たんかい | |
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2008年6月 | |
基本情報 | |
船種 | 潜水調査船 |
船籍 | 日本 |
所有者 | 日本船舶振興会、日本船用機器開発協会、日本鋼管(共同所有)[1] |
建造所 | 日本鋼管 |
船級 | NK |
経歴 | |
竣工 | 1979年3月 |
現況 | 解体済 |
要目 | |
総トン数 | 5.3トン(吊上重量・人及び水の重量除く) |
排水量 | 5.6トン(全没排水量) |
幅 | 2.92m |
高さ | 2.94m |
喫水 | 0.65m(乾舷) |
推進器 | ウォータージェット推進 |
速力 | 1.5ノット |
潜航時間 | 48時間 |
潜航深度 | 計画値200m(最大潜行深度300m) |
乗組員 | 2名(操縦員・調査員各1名) |
その他 | 耐圧殻直径:上部1.94m、下部透明殻1.50m |
たんかいは、日本舶用機器開発協会と日本鋼管が共同開発した潜水調査船[2]。
概要
[編集]大陸棚の潜水調査を目的に、日本舶用機器開発協会と日本鋼管が共同開発[3][注 1]、日本船舶振興会が資金協力を行った。
形状は潜水球に似るが、ウォータージェットによる推進・姿勢制御機能を持ち、簡易マニピュレーターで簡単な作業を行うことができた。動力は母船からの有線給電によるもので、同ケーブルに電話・テレビ回線を備える。下部はアクリル樹脂を使った透明耐圧殻となっており、広い視野での調査・観測ができた。
運用終了後は船の科学館に展示されていたが、2024年に船の科学館本館の解体に伴い、本船も解体された。
主な調査
[編集]- 東北海域の漁礁調査
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ JAMSTECにおける深海探査機の歩み 補足資料 - 文部科学省
- ^ a b 『船の科学(昭和54年 第32巻10号)』船舶技術協会、1979年10月10日、44頁 。
- ^ “⑦潜水調査船「たんかい」”. 船の科学館. 2024年8月7日閲覧。