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せとしお (潜水艦・初代)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
せとしお
基本情報
建造所 三菱重工業神戸造船所
運用者  海上自衛隊
艦種 通常動力型潜水艦
級名 ゆうしお型
艦歴
計画 昭和53年度計画
発注 1978年
起工 1979年4月17日
進水 1981年2月10日
就役 1982年3月17日
1999年3月10日(特務潜水艦に種別変更)
2000年3月9日(練習潜水艦に種別変更)
除籍 2001年3月30日
要目
基準排水量 2,200t
満載排水量 2,900t
全長 76.0m
最大幅 9.9m
深さ 10.2m
吃水 7.4m
機関 ディーゼル・エレクトリック方式
川崎/MAN V8V 30AMTLディーゼルエンジン × 2基
SG-4B発電機 × 2基
SM-4C電動機 × 1基
蓄電池 × 480個
出力 水上 3,400PS
水中 7,200PS
推進器 5翼スクリュープロペラ × 1軸
速力 水上 12kt
水中 20kt
潜航深度 400m程度
乗員 80名
兵装 HU-603 533mm魚雷発射管 × 6門
C4ISTAR ZYQ-1 潜水艦指揮管制装置
レーダー ZPS-6(水上)
ソナー ZQQ-3(統合式)
SQS-36J(アクティブ)
探索装置・
その他装置
潜望鏡
電子戦
対抗手段
ZLA-6 ECM
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せとしおローマ字JS Setoshio, SS-575ATSS-8008TSS-3602)は、海上自衛隊潜水艦ゆうしお型潜水艦の3番艦。艦名は瀬戸から由来する。

艦歴

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「せとしお」は、昭和53年度計画2,200トン型潜水艦、8090号艦として三菱重工業神戸造船所で1979年4月17日に起工され、1981年2月10日に進水、同年9月10日に公試開始、1982年3月17日に就役し、第2潜水隊群直轄艦として編入され横須賀に配備された。

1983年3月1日、第2潜水隊群第3潜水隊に編入。

1988年7月22日から7月23日にかけて伊豆大島沖展示訓練に護衛艦「くらま」等とともに参加する。

1989年6月6日対潜訓練目標艦として行動中、津軽海峡の海底に接触、前部外板が損傷した[1]

1994年3月1日第1潜水隊群第1潜水隊に編入され、定係港がに転籍。

1999年3月10日、特務潜水艦に種別変更され、艦籍番号がATSS-8008に変更、第1潜水隊群に直轄艦として編入。

2000年3月9日、練習潜水艦に種別変更され、艦籍番号がTSS-3602となり、潜水艦隊隷下に新編された第1練習潜水隊に「あさしお」とともに編入。

2001年3月30日、除籍。

脚注

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  1. ^ 「我が国の艦艇事故」『世界の艦船』第528号、海人社、1997年9月、81頁。 

参考文献

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  • 石橋孝夫『海上自衛隊全艦船 1952-2002』(並木書房、2002年)
  • 世界の艦船 増刊第66集 海上自衛隊全艦艇史』(海人社、2004年)
  • 『世界の艦船 増刊第665集 海上自衛隊潜水艦史』(海人社、2006年)

関連項目

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