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さよならのオーシャン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「さよならのオーシャン」
杉山清貴シングル
初出アルバム『beyond...
B面 SHADOW
リリース
規格 7インチレコード
ジャンル
時間
レーベル VAP / Embark
作詞 大津あきら
作曲 杉山清貴
プロデュース 杉山清貴
チャート最高順位
杉山清貴 シングル 年表
-さよならのオーシャン
1986年
最後のHoly Night
(1986年)
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さよならのオーシャン」は、日本シンガーソングライターである杉山清貴の楽曲。自身が出演したダイドードリンコ「ダイドージョニアンコーヒー」のCMソングとしてオンエアされ[1]1986年5月28日VAPのEmbarkレーベルから1枚目のシングルとしてリリースされた。

背景

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1985年に杉山が在籍していたバンドの杉山清貴&オメガトライブが解散し、ソロに転身した最初の楽曲として発表された。経緯として、オメガトライブのメンバー自身の将来を考えはじめ、当時はクリエイターから楽曲を制作していたこともあり、メンバーは責任感がなかったという[2]。杉山は「やっぱり男として、30歳ってひとつの区切りじゃないですか。30まであと数年という年になって、それぞれが『俺は作曲家になりたい』とか『スタジオ・ミュージシャンになりたい』とか将来を考えた時に、『今のうちから準備をしておかないとまずいんじゃないの?』となった」と語っており、その中で「今後、曲が売れなくなってツアーができなくなったらどうしよう?」と考えた際「売れなくなったから解散というのはみっともない。ならば一番いい時にやめようよ」という結論に至り、多数決で解散が決定したという[2]

だが、翌年のツアーも控えていた中で、運営の相談も無しに突然解散を決めたため、杉山は「上は本当に大変だったと思います。あらためて振り返るととんでもないことですが、結果的にそれで良かった」と語っている[2]

リリース

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1986年5月28日VAPのEmbarkレーベルから7インチレコード1988年2月21日[3]8cmCDとしてリリースされた。

1994年4月25日にVAPから8cmCDとしてカップリング曲を「最後のHoly Night」に差し替たうえで再リリースされ[4]2007年11月21日マキシシングルとして2度再リリースされた[5]

記録

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オリコンチャート上において20.3万枚の売上を記録し、次作「最後のHoly Night」(1986年)についで、2番目のヒット作品となっている。

収録曲

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オリジナル盤

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全作曲: 杉山清貴
#タイトル作詞作曲・編曲編曲時間
1.さよならのオーシャン大津あきら杉山清貴佐藤準
2.SHADOW麻生圭子杉山清貴松下誠
合計時間:

再リリース盤

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全作曲: 杉山清貴。
#タイトル作詞作曲・編曲編曲時間
1.さよならのオーシャン大津あきら杉山清貴佐藤準
2.最後のHoly Night売野雅勇杉山清貴
合計時間:

リリース履歴

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No. 日付 レーベル 規格 規格品番 備考
1 1986年5月28日 VAP / Embark 7インチレコード 10233-07
2 1988年2月21日 8cmCD 20013-10 再リリース盤
3 1994年4月25日 VAP VPDC-21004
4 2007年11月21日 CD VPCC-82236

タイアップ

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# 曲名 タイアップ 出典
1 さよならのオーシャン ダイドージョニアンコーヒー イメージソング [1]

カバー

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曲名 アーティスト 収録作品 発売日 備考 出典
さよならのオーシャン 中西アルノ(乃木坂46 映像作品『新・乃木坂スター誕生! 第3巻 Blu-ray BOX』 2023年8月4日 杉山とのデュエットとして披露し、2022年9月13日(12日深夜)にオンエアされた[6] [7]

脚注

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外部リンク

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