さよならのオーシャン
「さよならのオーシャン」 | ||||
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杉山清貴 の シングル | ||||
初出アルバム『beyond...』 | ||||
B面 | SHADOW | |||
リリース | ||||
規格 | 7インチレコード | |||
ジャンル | ||||
時間 | ||||
レーベル | VAP / Embark | |||
作詞 | 大津あきら | |||
作曲 | 杉山清貴 | |||
プロデュース | 杉山清貴 | |||
チャート最高順位 | ||||
杉山清貴 シングル 年表 | ||||
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「さよならのオーシャン」は、日本のシンガーソングライターである杉山清貴の楽曲。自身が出演したダイドードリンコ「ダイドージョニアンコーヒー」のCMソングとしてオンエアされ[1]、1986年5月28日にVAPのEmbarkレーベルから1枚目のシングルとしてリリースされた。
背景
[編集]1985年に杉山が在籍していたバンドの杉山清貴&オメガトライブが解散し、ソロに転身した最初の楽曲として発表された。経緯として、オメガトライブのメンバー自身の将来を考えはじめ、当時はクリエイターから楽曲を制作していたこともあり、メンバーは責任感がなかったという[2]。杉山は「やっぱり男として、30歳ってひとつの区切りじゃないですか。30まであと数年という年になって、それぞれが『俺は作曲家になりたい』とか『スタジオ・ミュージシャンになりたい』とか将来を考えた時に、『今のうちから準備をしておかないとまずいんじゃないの?』となった」と語っており、その中で「今後、曲が売れなくなってツアーができなくなったらどうしよう?」と考えた際「売れなくなったから解散というのはみっともない。ならば一番いい時にやめようよ」という結論に至り、多数決で解散が決定したという[2]。
だが、翌年のツアーも控えていた中で、運営の相談も無しに突然解散を決めたため、杉山は「上は本当に大変だったと思います。あらためて振り返るととんでもないことですが、結果的にそれで良かった」と語っている[2]。
リリース
[編集]1986年5月28日にVAPのEmbarkレーベルから7インチレコード、1988年2月21日[3]に8cmCDとしてリリースされた。
1994年4月25日にVAPから8cmCDとしてカップリング曲を「最後のHoly Night」に差し替たうえで再リリースされ[4]、2007年11月21日にマキシシングルとして2度再リリースされた[5]。
記録
[編集]オリコンチャート上において20.3万枚の売上を記録し、次作「最後のHoly Night」(1986年)についで、2番目のヒット作品となっている。
収録曲
[編集]オリジナル盤
[編集]全作曲: 杉山清貴。 | ||||
# | タイトル | 作詞 | 編曲 | 時間 |
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1. | 「さよならのオーシャン」 | 大津あきら | 佐藤準 | |
2. | 「SHADOW」 | 麻生圭子 | 松下誠 | |
合計時間: |
再リリース盤
[編集]全作曲: 杉山清貴。 | ||||
# | タイトル | 作詞 | 編曲 | 時間 |
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1. | 「さよならのオーシャン」 | 大津あきら | 佐藤準 | |
2. | 「最後のHoly Night」 | 売野雅勇 | ||
合計時間: |
リリース履歴
[編集]No. | 日付 | レーベル | 規格 | 規格品番 | 備考 |
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1 | 1986年5月28日 | VAP / Embark | 7インチレコード | 10233-07 | |
2 | 1988年2月21日 | 8cmCD | 20013-10 | 再リリース盤 | |
3 | 1994年4月25日 | VAP | VPDC-21004 |
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4 | 2007年11月21日 | CD | VPCC-82236 |
タイアップ
[編集]# | 曲名 | タイアップ | 出典 |
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1 | 「さよならのオーシャン」 | ダイドージョニアンコーヒー イメージソング | [1] |
カバー
[編集]曲名 | アーティスト | 収録作品 | 発売日 | 備考 | 出典 |
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「さよならのオーシャン」 | 中西アルノ(乃木坂46) | 映像作品『新・乃木坂スター誕生! 第3巻 Blu-ray BOX』 | 2023年8月4日 | 杉山とのデュエットとして披露し、2022年9月13日(12日深夜)にオンエアされた[6]。 | [7] |
脚注
[編集]- ^ a b c “さよならのオーシャン | 杉山清貴”. ORICON STYLE. 株式会社oricon ME. 2025年2月9日閲覧。
- ^ a b c “(6ページ目)杉山清貴「バンド解散の理由は〈一番いいときに〉。作詞作曲をプロに任せ〈売れなきゃ〉という必死さがなかったのが、成功した理由かも」 杉山清貴&オメガトライブ 41年目のラストツアー”. 婦人公論.jp. 中央公論新社 (2024年6月24日). 2025年2月9日閲覧。
- ^ “杉山清貴 / さよならのオーシャン [廃盤]”. CDジャーナル. 音楽出版社. 2025年2月9日閲覧。
- ^ “杉山清貴 / さよならのオーシャン”. CDジャーナル. 音楽出版社. 2025年2月9日閲覧。
- ^ “杉山清貴 / さよならのオーシャン / 最後のHoly Night [再発]”. CDジャーナル. 音楽出版社. 2025年2月9日閲覧。
- ^ “乃木坂5期生・中西アルノ、低音に苦しんだ歌声が高く評価されるワケ!”. asageiMUSE (株式会社徳間書店). (2022年9月13日) 2025年2月12日閲覧。
- ^ “乃木坂46/新・乃木坂スター誕生! 第3巻 Blu-ray BOX〈4枚組〉 [Blu-ray]”. CDジャーナル. 音楽出版社. 2025年2月12日閲覧。
外部リンク
[編集]- さよならのオーシャン - Discogs (発売一覧)