おいらじゃじゃ丸!世界大冒険
ジャンル | 横スクロールアクション |
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対応機種 |
ゲームボーイ (GB) 対応機種一覧
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開発元 | トーセ |
発売元 | ジャレコ |
シリーズ | 忍者じゃじゃ丸くんシリーズ |
人数 | 1人 |
メディア | 1メガビットロムカセット[1] |
発売日 |
1990年9月28日 1991年3月 |
対象年齢 |
CERO:A(全年齢対象) ESRB:E(6歳以上) |
コンテンツアイコン |
Mild Fantasy Violence |
その他 |
型式: DMG-OJJ DMG-OJ-USA |
『おいらじゃじゃ丸!世界大冒険』(おいらじゃじゃまる!せかいだいぼうけん)は、1990年9月28日にゲームボーイ用ソフトとしてジャレコから発売されたアクションゲームである。日本国外では設定と一部キャラクターを差し替えたローカライズ版の『Maru's Mission』とし発売されたが、2022年にLegendary Ninja Collectionでは、ローカライズを行わずテキストの英訳のみを行いカラー対応させたThe Great World Adventureとして収録された。The Great World Adventure単独ではゲームボーイカラーで2024年に発売予定となっている。
『忍者じゃじゃ丸くん』(1985年)シリーズの1作。シリーズの中では唯一ゲームボーイで発売されている。アメリカの妖怪、サタンにさらわれたさくら姫を救うため、じゃじゃ丸が世界各地を転戦する。これまでさくら姫をさらうのはなまず太夫の役回りであったが、外国の悪党がさくら姫をさらうのが本作の特筆すべき点である[2]。
Maru's Missionではじゃじゃ丸に相当するキャラクターはMaru、さくら姫に相当するキャラクターはCoriとなっているが、本記事ではじゃじゃ丸、さくら姫で名称統一する。
2012年にニンテンドー3DS用のバーチャルコンソール対応ソフトとしてハムスターから配信された。
ゲーム内容
[編集]システム
[編集]十字キーでじゃじゃ丸を操作し、最大上下左右の4方向に手裏剣を投げて攻撃、また天井に張りつく事もできる。ゲーム内容は初代『忍者じゃじゃ丸くん』とは違い、右方向へとスクロールする長いステージを突き進む形となっており、ステージ最後に待ち受けているボスを倒すとステージクリアとなる[2]。
全6章構成で、1つの章は中ボスのステージと大ボスのステージに分かれている。また第1章クリア後と第4章クリア後には、海中のサメやエイを銛で倒すボーナスステージが始まる。残機無しの体力制で、じゃじゃ丸の体力が0になるか、ステージ中の穴に落ちるとゲームオーバー。コンティニューする事は出来ない。また、ボス戦の前後に会話シーンが入ったり、ステージ間でデモが入るなどの特徴もある[2]。穴に落ちて即死するのを除けばゲームオーバーになるのはボスで苦戦した時ぐらいであり、難易度はかなり低く全面クリアは容易[2]。
アイテム
[編集]アイテムは敵を倒すと出現する。括弧内はMaru's Missionにおける名称。
- たましい(Bubble) - 体力が15回復する。体力は最大で999になる。
- 薬びん(Healing Potion) - 体力が75回復する。
- トロッコ(Wagon) - 一定時間無敵になり、体当たりで敵を倒せるようになる。
- わらじ - 一定時間、移動速度が2倍となる。Maru's Missionには存在せず後述のAmuletに差し替えられている。
- 忍法の書(Magic Scrolle) - 一定回数、手裏剣のかわりに分身の術で攻撃する。たましいなどアイテムも分身の術で回収できる。
- 爆弾(Bomb) - 一定回数、手裏剣のかわりに爆弾を投げて攻撃する。
- Amulet - Maru's Missionにのみ出現。4種の特殊効果のいずれかの能力が発現する。
特殊武器
[編集]各章の中ボスから貰う、特定の大ボスを倒すのに必要な武器[2]。大ボス戦でセレクトボタンを押すと使用する事が出来る。
- 鏡の手裏剣 - 第1章中ボスの「うしおに」から貰う事が出来る。「におう」を倒すのに必要。
- 十字架手裏剣 - 第2章中ボスの「おおかみおとこ」から貰う事が出来る。「どらきゅら」を倒すのに必要。
- 鏡の盾 - 第3章中ボスの「ごーれむ」から貰う事が出来る。「ごーごん」を倒すのに必要。
- 炎の手裏剣 - 第5章中ボスの「ひどら」から貰う事ができる。「けるべろす」を倒すのに必要。
設定
[編集]ステージ構成
[編集]()内はステージの舞台。第1章終了後と第4章終了後にはボーナスステージが挿入される。/の後ろはMaru's mission。
- 第1章 仁王の章(日本/アメリカ)
- 第2章 ドラキュラの章(ルーマニア/)
- 第3章 ゴーゴンの章(ギリシャ)
- 第4章 パズスの章(エジプト)
- 第5章 ケルベロスの章(ブラジル)
- 第6章 サタンの章(アメリカ/日本)
移植版
[編集]No. | タイトル | 発売日 | 対応機種 | 開発元 | 発売元 | メディア | 型式 | 備考 | |
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1 | おいらじゃじゃ丸!世界大冒険 Maru's Mission |
2012年1月18日 2012年2月9日 |
ニンテンドー3DS | トーセ | ハムスター | ダウンロード (バーチャルコンソール) |
- | ||
2 | JaJaMaru Legendary Ninja Collection |
2022年8月21日 2022年8月21日 |
Nintendo Switch PlayStation 4 |
シティコネクション | Strictly Limited Games |
Switch専用ゲームカード BD-ROM |
- | 収録ソフトの1つ 英訳版を収録 |
[4] |
3 | Ninja JaJaMaru Retro Collection |
2023年2月21日 2023年2月21日 |
Nintendo Switch PlayStation 4 |
シティコネクション | ININ Games | ダウンロード | - | 収録ソフトの1つ 英訳版を収録 |
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4 | Ninja JaJaMaru The Great Yokai Battle +Hell |
2023年2月21日 2023年2月21日 |
Nintendo Switch PlayStation 4 |
シティコネクション | ININ Games | Switch専用ゲームカード BD-ROM ダウンロード |
- | 収録ソフトの1つ 英訳版を収録 |
[5] |
5 | おいらじゃじゃ丸!世界大冒険| | 2024年 2024年 |
ゲームボーイカラー | シティコネクション | Strictly Limited Games |
ゲームボーイカラー専用 カートリッジ |
- | 限定4000本 | [6] |
評価
[編集]評価 | ||||||||||
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ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では合計24点[7]、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、18.49点(満30点)となっている[1]。また、同雑誌1991年5月10日号特別付録の「ファミコンロムカセット オールカタログ」では、「アクションを純粋の楽しめるゲームだ」と紹介されている[1]。
項目 | キャラクタ | 音楽 | 操作性 | 熱中度 | お買得度 | オリジナリティ | 総合 |
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得点 | 3.43 | 2.99 | 3.07 | 3.11 | 3.01 | 2.88 | 18.49 |
脚注
[編集]- ^ a b c d 「5月24日号特別付録 ファミコンディスクカード ゲームボーイ スーパーファミコン オールカタログ」『ファミリーコンピュータMagazine』第7巻第10号、徳間書店、1991年5月24日、136頁。
- ^ a b c d e M.B.MOOK『懐かしゲームボーイパーフェクトガイド』 (ISBN 9784866400259)、83ページ
- ^ このボスのみ通常の戦闘ではなく、クイズ対決が行なわれ、しかも負けてもゲームオーバーにならず、勝つまで続けられる。
- ^ “Ninja JajaMaru - Strictly Limited Games” (英語). Strictly Limited Games. 2024年4月15日閲覧。
- ^ “Ninja JaJaMaru Collection” [忍者じゃじゃ丸コレクション] (英語). ININ Games. 2024年4月15日閲覧。
- ^ “Ninja JajaMaru: The Great World Adventure (Game Boy Color) - Strictly Limited Games” (英語). Strictly Limited Games. 2024年4月15日閲覧。
- ^ a b “おいらじゃじゃ丸!世界大冒険 まとめ [ゲームボーイ]” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2017年2月4日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “Maru's Mission for Game Boy (1990)” (英語). MobyGames. Blue Flame Labs. 2018年6月10日閲覧。