コンテンツにスキップ

あおちゃんぺ

リンクを追加
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

ブスフェミちゃんぺ（1995年11月19日 - ）は、日本の女性思想家、フェミニスト、ブス。元『Black Diamond-from2000-』リーダー。

概要

[編集]

山梨県出身[1]。不仲の両親の元に産まれ、小学校2年生の時に母親が家を出て行った為、父子家庭で育つ。父親はダンプの会社を経営していたが、慰謝料の支払いなどのため会社を売却したため、家庭は経済的に困窮していた。父親からは日常的に木刀で殴打される[2]、口論になった際に「産んでくれなんて頼んでない」と言ったところ「じゃあ殺してやるよ」と包丁を向けられる等、折り合いが悪かった。

荒んだ家庭環境の影響で非行に走る日々をおくっていた中、ギャル文化に興味を持ち、17歳の時に高校を中退しBlack Diamond-from2000-に加入する[3][4][5][6]。『大炎上 レペゼンフォックス1stArtistBOOK』には炎上タレント繋がりで撮影アシスタントとして参加している[7]。

2020年12月3日、体に入れられるだけのヒアルロン酸を注入し豊胸手術を終え、BカップからGカップへサイズアップを果たした[8]。長年のコンプレックスを解消できたことを喜々として報告した[9]。この頃から、「日本に未来がなく子供を産むことが子供のためにならない」と悩み始め、現在もパートナーと答えを出せずにいると吐露していた[10]。

ABEMA Primeのコメンテーターとして出演しており[11]、政治や経済も含めてコメントしている[12]。

2024年2月25日、一般財団法人日本能力開発推進委員会 上級心理カウンセラー、JADP認定メンタル心理カウンセラーに合格したことを公表した[13]。

発言

[編集]

2023年1月9日、住民監査請求結果を受けたColaboの声明には「一般常識と少しずれている」と評した[14]。2023年1月29日にはTwitter上で日本共産党の党首である志位和夫の安全保障論に対し、教養が無いながらも批判を行った[15]。

また夫婦別姓問題に対しては、「苗字同じでも3組に1組は離婚しているんだから苗字の絆なんて大した事ないため、家族全員の苗字が違っていても良いし、戸籍制度にこだわり続ける人はそれで良い」と主張している[16]。

2024年7月下旬、X（旧Twitter）上で｢赤ちゃんの頭囲が33cmある」という図解のスクリーンショットを投稿。同時に｢スイカの直径は27cmあり、赤ちゃんの大きさをスイカにたとえるのは正確でむしろスイカだとちょっと小さい」と発言。「出産はスイカを出すよりも苦痛だという独自の理論を展開するも、直径と円周の区別がついていないことを多数のユーザーから指摘され、自身の教養の無さに憤慨し一連の投稿を削除。それについて追及されると「間違ってたと認めたから消したんだよ」と弁明した[17]。

同年8月21日、上記の投稿に関連し出産経験の有無を質問された際に、出産したことがあると回答[18]。同年11月10日、匿名メッセージサービス「マシュマロ」に投稿された質問への回答の中で、既婚者であると発言[19]。ただし「自分のSNS上での発言は9割が嘘」という旨の発言もしており、真偽は不明である[20]。

幼少期の過酷な家庭環境と父親からの度重なるDV経験に起因する異性に対する不信感から、男性に対する差別発言が散見される。2024年12月27日、「 この状況で子供を産もうと思える人の気持ちが知りたい。どうやったらそのメンタルになれるんだろう。世の中の事を知らないのかな？私も1年くらいニュース見るのやめたら子供産みたいと思えるのかな？」と投稿。世の子持ち世帯に対する悪意と憎悪が感じられると指摘をされるも「被害妄想」の一点張りで訂正はせず、「 特に女なんか産んだらもう気が気じゃなくて日常生活送れる気がしない。女に生まれて死ぬまでに性被害に一度も遭わずに生涯を終えることが出来る人って多くないと思うから。レイプされてもほとんどが泣き寝入りするしかない世の中で子供を産んで被害者になったらもう私生きていけないと思う。」と続けて投稿した[21]。

最近はXにおける発言が以前に比べ過激化。発言した内容がしばしば炎上している。自身が誤った発言を行い、正論を指摘されても謝罪どころか挑発をすることで更に炎上を重ねている。自身に都合が悪いことは全てブロックをするため、匿名メッセージサービス「マシュマロ」を利用して突っ込まれることが多い。マシュマロで突っ込まれることが多くなってきたことに腹を立て、「警察に持ってって捜査関係事項照会をして開示請求をしている」と脅迫めいた発言を行なっている[22]。尚、「実際に警察に被害届が受理され捜査関係事項照会を貰った」という2025年1月5日の発言が虚偽であったことが後に判明したが謝罪はいまだない。[23]

渋谷6.18パレード

[編集]

2023年6月に埼玉県で開催予定だった近代麻雀水着祭などの水着撮影会が、日本共産党の申し入れにより中止された問題に便乗し、6月9日に東京都の渋谷で職業差別撲滅を目指して水着撮影会、グラビアアイドル、コスプレイヤーなどの魅力を伝えることを建前としたパレードを計画。「上位0.5%の富裕層」を自称しながら開催資金のカンパを行い、最終的に738万円以上を計上した。大田区議会議員の荻野稔の協力も得て道路使用許可を取得した[24]。

6月18日に行われたこのパレードには主催者発表で400人が参加し、その後に行われたアフターパーティでも300人が参加した[25]。グラビアアイドルやAV女優といった女性のパレードの参加者は、ショートパンツや見せブラを着用して行進した[26]。

出演

[編集]

テレビ

[編集]

ラジオ

[編集]

ウェブテレビ

[編集]
  • ABEMA Prime（2020年4月 - 、ABEMA）2021年3月まで月曜コメンテーター。2021年4月から金曜コメンテーター。2022年5月25日のみ水曜MC 。2023年4月より不定期出演。

脚注

[編集]
  1. ^ “山梨のラストサムライ!あおちゃんぺが語る「ギャルのメンタル論」”. Cosmopolitan. ハースト婦人画報社 (2021年12月24日). 2021年12月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月24日閲覧。
  2. ^ 街録ch〜あなたの人生、教えて下さい〜 (2024-12-07), 母が蒸発 父子家庭も地獄の●待…/木刀で殴られ青アザ/助けなかった警察と児相/あおちゃんぺ, https://www.youtube.com/watch?si=NIPl_nfDZJnO2Ocp&v=Z23gLM23UGI&feature=youtu.be 2025年1月4日閲覧。 
  3. ^ “「それくせーから捨てろ」「床に座れ」年上ギャルからのイジメ、知らない父親との同居…令和最強ギャルが語る壮絶な5年間”. 文春オンライン. 文藝春秋 (2021年10月29日). 2023年6月24日閲覧。
  4. ^ あおちゃんぺ [@aochanp]「投稿」2023年6月23日。X（旧Twitter）より2024年9月26日閲覧。
  5. ^ あおちゃんぺ [@aochanp]「投稿（ヤングケアラーについて）」2024年2月25日。X（旧Twitter）より2024年9月26日閲覧。
  6. ^ あおちゃんぺ [@aochanp]「投稿」2024年8月3日。X（旧Twitter）より2024年9月26日閲覧。
  7. ^ Repezen Foxx『大炎上 レペゼンフォックス1stArtistBOOK』宝島社、2022年、180頁。ISBN 978-4299036421。 
  8. ^ あおちゃんぺ [@aochanp]「投稿」2021年7月23日。X（旧Twitter）より2024年9月26日閲覧。
  9. ^ あおちゃんぺ [@aochanp]「投稿」2020年12月3日。X（旧Twitter）より2024年9月26日閲覧。
  10. ^ あおちゃんぺ [@aochanp]「投稿」2024年12月20日。X（旧Twitter）より2025年1月1日閲覧。
  11. ^ “『M』安斉かれん、『ABEMA Prime』あおちゃんぺも!今アツい“令和ギャル”が注目を集める理由”. WEBザテレビジョン. KADOKAWA (2020年4月27日). 2023年6月24日閲覧。
  12. ^ “「ひろゆきさんは強敵じゃない」「めちゃくちゃ知識を持った小学生」令和のギャル・あおちゃんぺが語る論破王の“攻略法””. 文春オンライン. 文藝春秋 (2021年10月29日). 2023年6月24日閲覧。
  13. ^ あおちゃんぺ [@aochanp]「投稿」2024年2月25日。X（旧Twitter）より2024年8月28日閲覧。
  14. ^ ““コラボ騒動”がもたらす影響に大空幸星氏「このままでは社会にとって損失だ」「上の世代には本当に変わって欲しい」”. ABEMA TIMES. ABEMA (2023年1月11日). 2023年6月24日閲覧。
  15. ^ “ギャルモデル、共産党・志位氏を論破?「日本無くなって欲しい人?」と指摘、「ギャルに軍配!」の声も”. リアルライブ. 内外タイムス社 (2023年1月30日). 2023年6月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月24日閲覧。
  16. ^ あおちゃんぺ [@aochanp]「投稿」2024年9月10日。X（旧Twitter）より2024年9月26日閲覧。
  17. ^ “「義務教育くらい勉強しような」ギャル系コメンテーターの出産めぐる発言にツッコミ続出…投稿削除も“レスバ”は継続”. SmartFLASH. 光文社 (2024年8月3日). 2024年9月26日閲覧。
  18. ^ みどり4 [@mdriiiii333333]「投稿」2024年8月22日。X（旧Twitter）より2024年9月26日閲覧。
  19. ^ あおちゃんぺ [@aochanp]「投稿」2024年11月10日。X（旧Twitter）より2024年11月10日閲覧。
  20. ^ あおちゃんぺ [@aochanp]「投稿」2024年3月17日。X（旧Twitter）より2024年9月26日閲覧。
  21. ^ あおちゃんぺ [@aochanp]「投稿」2024年12月20日。X（旧Twitter）より2024年12月27日閲覧。
  22. ^ “あおちゃんぺ氏の発言より”. 2025年1月5日閲覧。
  23. ^ “あおちゃんぺ氏の発言より”. 2025年1月6日閲覧。
  24. ^ “あおちゃんぺ　渋谷〝水着パレード〟で女性の活動支援　水着撮影会中止問題受け「何を売るかはワタシが決める」”. よろず〜ニュース. デイリースポーツ (2023年6月18日). 2023年6月24日閲覧。
  25. ^ “渋谷6.18パレードの主催者あおちゃんぺを直撃! 「賛同の声のほうが圧倒的に多かった」”. asageiMUSE. 徳間書店 (2023年6月22日). 2023年6月24日閲覧。
  26. ^ “渋谷の街をグラドル＆ＡＶ女優らが怒りのパレード！「埼玉･水着撮影会中止問題」の大騒動の中身”. FRIDAYデジタル. 講談社 (2023年6月25日). 2023年6月25日閲覧。
  27. ^ “『Live選挙サンデー』FNNプライムオンラインと連動＆TVerで同時配信！”. フジテレビュー!!. フジテレビジョン (2022年6月29日). 2022年10月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月24日閲覧。
  28. ^ “"正論ギャル"あおちゃんぺ 社会問題を斬る”. TBSラジオ (2022年9月20日). 2023年6月24日閲覧。

外部リンク

[編集]
「https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=あおちゃんぺ&oldid=103288403」から取得