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SHOAH ショア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
SHOAH ショア
Shoah
監督 クロード・ランズマン
製作 クロード・ランズマン
撮影 ウィリアム・ルプシャンスキー
ドミニク・シャピュイ
ジミー・グラスベルグ
編集 ジヴァ・ポステク
アンナ・ルイス
配給 日本の旗 エースピクチャーズシグロ
公開 フランスの旗 1985年4月
日本の旗 1997年7月24日
上映時間 567分
製作国 フランスの旗 フランス
言語 英語ドイツ語ヘブライ語
イディッシュ語フランス語
ポーランド語
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SHOAH ショア』(Shoah)は、1985年のフランスの映画クロード・ランズマン監督。上映時間は9時間27分。製作には1974年から11年の歳月を費やした。日本での公開は1995年東京日仏学院で行われた。その後、NHKでも放送された。

概要

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ユダヤ人絶滅政策(ホロコースト)に関わった人々へのインタビュー集であるが、演出もところどころ行われており、全くのドキュメンタリーではない。

インタビューの対象は、被害者たるユダヤ人生還者、加害者たる元ナチス、傍観者たるポーランド人に大別することができる。

クロード・ランズマン監督はこれまでのホロコーストをテーマとした映画にきわめて批判的である。特に『シンドラーのリスト』に対しては、出来事を伝説化するものであるとして舌鋒鋭く批判している。 しかし、クエンティン・タランティーノナチス・ドイツを舞台とした戦争映画イングロリアス・バスターズ』は気に入っていたとされる。

この映画の35mmネガ復元版および素材である200時間に及ぶホロコーストの目撃証言の音声アーカイブは2023年に世界の記憶に登録された[1]

脚注

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  1. ^ UNESCO Memory of the World Register”. UNESCO. 2023年5月27日閲覧。

文献案内

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外部リンク

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