EZ DO DANCE
「EZ DO DANCE」 | ||||||||
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trf の シングル | ||||||||
初出アルバム『EZ DO DANCE』 | ||||||||
B面 | DO WHAT YOU WANT | |||||||
リリース | ||||||||
規格 | 8センチCD | |||||||
ジャンル | ディスコ・J-POP | |||||||
レーベル | avex trax | |||||||
作詞・作曲 | 小室哲哉 | |||||||
プロデュース | Tetsuya Komuro | |||||||
ゴールドディスク | ||||||||
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チャート最高順位 | ||||||||
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trf シングル 年表 | ||||||||
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「EZ DO DANCE」(イージー・ドゥ・ダンス)は、1993年6月21日にavex D.D[現avex trax]よりリリースされたTRFの2枚目のシングル。
音楽性
[編集]ブリストル・マイヤーズ スクイブ(現・ファイントゥデイ)『シーブリーズ '93』CMソング(TRFメンバーが出演)。
デモテープを聞かされた際、SAMを始めとするダンサーは「こんなBPMの速い曲で踊るのは無理です」と話していた[2]。
歌詞のテーマは小室曰く「当時日陰の存在だったダンサーへのエール」である[2]。小室は一般性と最先端を両立させるための構造としてまず『EZ DO DANCE』という意味はないが語感の良い単語の羅列を作り、サビはJ-POPでよく使われるコードを使った。しかし、イントロからサビ前はジュリアナ東京風ダンス・ミュージックのコードを使用している。数個のコードしか作っていないが別個の特徴を持たせた。「もし同じコード進行だと扱いが難しくなっていただろう」「『EZ DO DANCE』のコード進行を真似すると、どの曲も『EZ DO DANCE』に聞こえてしまう。それ程のオリジナリティがある」と話している[2]。
小室が同曲を制作する際、「リズム主導で、ボーカルも楽器として引いた目で見ていた。カラオケ好きの人の心をあまりそそらないかも」[3]「当時のヒット曲が『いきなりイントロからあらゆる音が鳴ってる』傾向へのささやかな抵抗として、トラック数を減らした」[4]「『メンバーをカラオケ映像に出したい』とプロデューサーとして提案した。それが認められた時『初めて自分のやりたいような制作とプロモーションができた』と霧が晴れた思いで、プロデューサーとして深い自信になった」[5]「当時ブームだった“カラオケ”と“お酒を飲んだ後のほろ酔い”と意識して制作した」[6]と語っている。
ラップパートはDJ KOOの作詞であり、レコーディングの際に急遽その場で書き殴った(作詞した)ものだったため公式の歌詞が存在していなかったが、自身のYouTubeチャンネルで、ネットで出回っていた非公式のラップパート歌詞を自ら確認の上、正式に公式(本人曰く、KOO式)として認定した[7]。
アルバム・ヴァージョン(UK DANCE VERSION)は左右のステレオ・ピクチャーの反転が行われている。併せてDJ KOOのラップパートもシングル版とは異なる。
香港・台湾をはじめとするアジア限定(日本未発売、フェイ・ウォンなどの作曲をしていたC.Y. Kong(江志仁)がリミックスを手がけている”96 Pop Mix”)のヴァージョンが存在する[8]。
プロモーション
[編集]ディスコでは『HYPER TECHNO MIX II』収録の「EZ DO DANCE (EXTENDED VERSION)」、テレビ・ラジオではオリジナルとなる本作収録の「EZ DO DANCE [7" MIX]」を流して、相乗効果を狙った[9]。
ミュージック・ビデオ
[編集]MV制作にあたっては予算が少なかったため、策として「衣装は全て109で賄う」「YU-KI以外のメンバーは全員シルエットで出演」という二つのルールを徹底した。
DJ KOOに至っては「どのパートに出演したか覚えていない」と語ったが2021年2月6日配信の自らのYouTubeチャンネルの動画『【TRF】ベールに包まれていた「EZ DO DANCE」のラップの歌詞 ついに公式大発表!』[7]でSAMと共にMVに出演していないことを公言した[10]。
逸話
[編集]本曲はglobeのKEIKOがオーディションに出場した時の課題曲であった。MCから呼びこまれたKEIKOは観衆のエールに応えていたところ誤ってステージ上から落下したが、何事もなかったかのようにすぐにステージに這い上がり歌い上げた逸話がある。2006年のTRFのアルバムには『Lif-e-Motions』にKEIKOが英詞でカバーした「EZ DO DANCE -meets KEIKO-」のタイトルで収録された。
記録
[編集]オリコンチャート最高位は15位だったがBEST100に約1年間ランクインするという異例のロングセラーで最終的には約79万枚のセールスを記録した。
再発売
[編集]2006年11月29日に12cmシングル廉価版として再発売。2023年3月22日には、小室哲哉がリアレンジした『EZ DO DANCE -Version.2023-』が配信リリースされた。
収録曲
[編集]全作曲・編曲:小室哲哉
- EZ DO DANCE [7" MIX]
- 作詞:小室哲哉
- EZ DO DANCE [INSTRUMENTAL]
- DO WHAT YOU WANT
- 作詞:小室哲哉&SUZI KIM
収録アルバム
[編集]- EZ DO DANCE
- 『EZ DO DANCE』
- 『WORKS -THE BEST OF TRF-』
- 『TRF 15th Anniversary BEST -MEMORIES-』
- 『TRF 20TH Anniversary COMPLETE SINGLE BEST』
- 『BEST SINGLE Collection × EZ DO DANCERCIZE』
- DO WHAT YOU WANT
Prizmmy☆によるカバー
[編集]「EZ DO DANCE」 | ||||||||
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Prizmmy☆ の シングル | ||||||||
初出アルバム『Music Goes On』 | ||||||||
B面 | パーリィー☆パーリィー | |||||||
リリース | ||||||||
規格 | CD+DVD | |||||||
ジャンル | ||||||||
レーベル | avex entertainment | |||||||
作詞・作曲 | 小室哲哉 | |||||||
チャート最高順位 | ||||||||
Prizmmy☆ シングル 年表 | ||||||||
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Prizmmy☆の「EZ DO DANCE」は、7枚目のシングルとして、avex entertainmentから発売された。
収録曲
[編集]全編曲: Michitomo。 | ||||
# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 時間 |
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1. | 「EZ DO DANCE」 | 小室哲哉 | 小室哲哉 | |
2. | 「パーリィー☆パーリィー」 | 田形美喜子 | 大場康司 | |
3. | 「EZ DO DANCE」(inst.) | |||
4. | 「パーリィー☆パーリィー」(inst.) | |||
合計時間: |
# | タイトル |
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1. | 「EZ DO DANCE」(ミュージッククリップ) |
2. | 「EZ DO DANCE」(ダンスマスターver.) |
3. | 「Prizmmy☆ Let's!Dance!EZ DO DANCE!!」 |
タイアップ
[編集]# | 曲名 | タイアップ | 出典 |
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1 | 「EZ DO DANCE」 | テレビ東京系アニメ『プリティーリズム・レインボーライブ』オープニングテーマ |
その他のカバー
[編集]アーティスト | 発売日 | 収録作品 | 備考 |
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BLOOD STAIN CHILD | 2007年7月18日 | 『MOZAIQ』 | 日本盤ボーナストラック |
Saori@destiny | 2009年3月18日 | 『WOW WAR TECHNO』 | |
Dream5 | 2012年5月2日 | 『I★my★me★mine/EZ DO DANCE』 | |
髙橋麻里(Dorothy Little Happy) | 2012年8月22日 | 『東京女子カフェ #1 a-bossa』 | ボサノヴァ・アレンジ |
アイドリング!!! | 2012年12月19日 | 『TRFリスペクトアイドルトリビュート!!』 | |
ケツメイシ | 2013年3月13日 | TRF TRIBUTE ALBUM BEST | |
DJ COO(森久保祥太郎) | 2014年4月23日 | 『プリティーリズム・レインボーライブ プリズム☆ミュージックコレクション』 | 「EZ DO DANCE -DJ.COO ver.-」 テレビアニメ『プリティーリズム・レインボーライブ』挿入歌 |
VENUS(Sota Fujimori & DJ YOSHITAKA) | - | - | ゲーム『REFLEC BEAT groovin'!! Upper』収録曲 |
仁科カヅキ(増田俊樹) VS 大和アレクサンダー(武内駿輔) | 2016年4月27日 | 『劇場版 KING OF PRISM by PrettyRhythm Song&Soundtrack』 | 「EZ DO DANCE -K.O.P. REMIX-」 劇場アニメ『KING OF PRISM by PrettyRhythm』挿入歌 |
大和アレクサンダー(武内駿輔) | 2016年8月31日 | 『KING OF PRISM Music Ready Sparking!』アニミュゥモ限定購入特典CD | 「EZ DO DANCE -K.O.P. REMIX-」 |
8princess | 2016年10月15日 | 『EXA IDOL COMPLEX〜Super duper!』 | |
オープニングシスターズ | 2017年9月18日 | 『一生前座』 | 解散ライブ時の配布CDにメドレーとして収録 |
香賀美タイガ(畠中祐) VS 大和アレクサンダー(武内駿輔) | 2017年9月27日 | 『KING OF PRISM -PRIDE the HERO- Song&Soundtrack』 | 「EZ DO DANCE -THUNDER STORM ver.-」 劇場アニメ『KING OF PRISM -PRIDE the HERO-』挿入歌 |
香賀美タイガ(畠中祐) | 『KING OF PRISM -PRIDE the HERO- Song&Soundtrack』アニミュゥモ限定購入特典CD | 「EZ DO DANCE -THUNDER STORM ver.-」 | |
仁科カヅキ(大見拓土)、大和アレクサンダー(spi)) | 2018年3月23日 | 『舞台 KING OF PRISM -Over the Sunshine!- Prism Song Album』 | 舞台『KING OF PRISM -Over the Sunshine!-』劇中歌 |
片桐早苗(和氣あず未)、結城晴(小市眞琴)、三村かな子(大坪由佳) | 2020年4月15日 | 『THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER 38 Fascinate』 | ゲーム『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』収録曲 |
Lynx Eyes(姫神紗乃 (Raychell)、高尾灯佳 (梅村妃奈子)) | 2022年1月5日 | 『#ALL_FRIENDS』 | ゲーム『D4DJ Groovy Mix』収録曲 |
T字路s | テレビドラマ『だが、情熱はある』挿入歌 |
なお、1998年に発売された全日本GT選手権を題材としたレースゲーム『JGTC -ALL JAPAN GRAND TOURING CAR CHAMPIONSHIP-』のレースBGMとしても収録されている(インスト)。
脚注
[編集]- ^ “第35回 日本レコード大賞”. 日本作曲家協会. 2021年10月20日閲覧。
- ^ a b c 日経BP刊「日経エンタテインメント! 80's名作Special」84P-85Pより。
- ^ 角川書店刊『月刊カドカワ』1994年1月号209P-210Pより。
- ^ 「beatfreak issue 066」より。
- ^ 情報センター出版局刊『ブレイク進化論』麻生香太郎著46P-48Pより。
- ^ 2017年1月10日放送の『マツコの知らない世界』(TBS)より。
- ^ a b (日本語) 【TRF】ベールに包まれていた「EZ DO DANCE」のラップの歌詞 ついに公式大発表! 2023年2月8日閲覧。
- ^ BILLIONAIRE'96に収録
- ^ ブティック社刊「月刊歌謡曲」1994年12月号「1994 ベストヒット総集編」p.201より。
- ^ 日本テレビ系列 『ZIP!』2012年11月21日分のTRFインタビューより。しかし、ETSUとCHIHARUのみ短時間だがYU-KIと共に姿を見せている。
- ^ “EZ DO DANCE 初回限定ハッピープライス版☆|Prizmmy☆”. ORICON STYLE. 株式会社oricon ME. 2021年10月20日閲覧。
- ^ a b “EZ DO DANCE [CD+DVD]<初回限定ハッピープライス盤>”. タワーレコード. 2021年10月20日閲覧。
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