龍渓院
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龍渓院 | |
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龍渓院本堂 (2022年(令和4年)4月) | |
所在地 | 愛知県岡崎市桑原町字大沢26 |
位置 | 北緯35度1分28.579秒 東経137度11分10.970秒 / 北緯35.02460528度 東経137.18638056度座標: 北緯35度1分28.579秒 東経137度11分10.970秒 / 北緯35.02460528度 東経137.18638056度 |
山号 | 大澤山 |
宗派 | 曹洞宗 |
本尊 | 聖観音 |
創建年 | 1444年(文安元年) |
開山 | 茂林禅師 |
開基 | 土井九郎左衛門 |
法人番号 | 2180305001038 |
龍渓院(りゅうけいいん)は、愛知県岡崎市桑原町にある曹洞宗の寺院。
概要
[編集]1444年(文安元年)、豪族の土井九郎左衛門が開基となり、山林約60ヘクタール、田畑約1ヘクタールを寄進して伽藍を建立して、茂林(もりん)芝繁禅師をたのんで開山した。本寺は静岡県森町の大洞院[1]。
1544年(天文13年)に火災で焼失。1550年(天文19年)、松平広忠によって本堂が再興された。1602年(慶長7年)、徳川家康より朱印地20石を拝領する[2]。
1687年(貞享4年)、江南和尚の寄進によって経堂が建てられた。1691年(元禄4年)、山門が建立された。
末寺には徳川譜代大名の香華所となった寺院が多く、この地域の禅宗信仰の中心となった。明治時代から独住制となった。
参道左手には樹齢200年を越す杉の大木が20m程の高さにそびえている。右手の崖には苔むした十六羅漢が立ち並ぶ。龍渓院は池を埋めたてたところに建てられたために、苔が必要とする湿気が十分に得られ、境内一面に苔が生えている。それゆえ「岡崎の苔寺」とも呼ばれる[3]。
交通手段
[編集]ギャラリー
[編集]-
仁王門
(2022年(令和4年)4月) -
入口付近に立ち並ぶ十六羅漢
(2017年(平成29年)5月) -
参道
(2015年(平成27年)3月)
脚注
[編集]- ^ 『岡崎 史跡と文化財めぐり』, pp. 204–205.
- ^ 『新編 岡崎市史 近世 3』新編岡崎市史編さん委員会、1992年7月1日、117頁。
- ^ “龍渓院・杉木立”. 岡崎おでかけナビ. 岡崎市観光協会. 2022年1月5日閲覧。
参考文献
[編集]- 『岡崎 史跡と文化財めぐり』岡崎市役所、2003年1月1日。