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違約金

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

違約金(いやくきん)とは、債務不履行があった場合に支払う旨を、債務者債権者にあらかじめ約束した金銭

違約金は、賠償額の予定と推定される(民法第420条3項)ため、違約金が交付されている場合、当事者は損害の発生と損害額の立証をせずに損害賠償請求することができ、また、裁判所は原則として、その額を増減することができない(第420条1項)が、公序良俗違反(第90条)などの理由で賠償額の一部が無効とされる場合は別である。

労働契約で違約金を定める契約は、労働基準法第16条(賠償予定の禁止)に当たり無効である。

関連項目

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  • 契約
  • 手付
  • 移籍金 - プロスポーツ、とりわけサッカーにおいて、あるクラブとの契約期間中に他クラブへ移籍する際、元のクラブとの契約を破棄することになるため違約金が発生する(通常は移籍先が移籍元に支払う)。
  • 縛り (携帯電話) - 契約期間中に解約した際に支払う契約解除料を「違約金」ということがある。