近藤晋
表示
こんどう すすむ 近藤 晋 | |||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
生年月日 | 1929年5月3日 | ||||||||||
没年月日 | 2017年2月2日(87歳没) | ||||||||||
出生地 | 日本・兵庫県神戸市 | ||||||||||
職業 | テレビ・映画プロデューサー | ||||||||||
事務所 | 劇団民藝⇒NHK⇒総合ビジョン⇒東北新社クリエイツ | ||||||||||
|
近藤 晋(こんどう すすむ、1929年(昭和4年)5月3日[1] - 2017年(平成29年)2月2日[2][3])は、日本のテレビ・映画プロデューサー。日本のプロデューサーの草分け的存在。兵庫県神戸市出身。
経歴
[編集]神戸一中学校、成城高校を経て、学習院大学を中退。劇団民藝演出部を経て、1959年にNHK入局。
1985年にNHK退職後、総合ビジョン、東北新社クリエイツ社長などを歴任しながら、企画プロデューサーとしてテレビ、映画、演劇など広い分野で活躍。
代表作品
[編集]テレビ
[編集]- 松本清張シリーズ・中央流沙(1975年、制作)
- 紅い花(1976年、制作)
- 男たちの旅路(1976年 - 1977年、制作)
- およね平吉時穴道行(1977年、制作)
- 黄金の日日(1978年、制作)
- 獅子の時代(1980年、制作)
- 男たちの旅路スペシャル 〜戦場は遥かになりて〜(1982年、制作)
- ビゴーを知っていますか(1984年、プロデューサー)
- 山河燃ゆ(1984年、制作)
- シャツの店(1986年、制作)
- 春の砂漠(1988年、プロデューサー)
- 松本清張作家活動40年記念・けものみち(1991年、プロデューサー)
- 往診ドクター事件カルテ(1992年、プロデューサー)
- ホテルドクター(1993年、プロデューサー)
- 春の一族(1993年、プロデューサー)
- 秋の一族(1994年、プロデューサー)
- 夏の一族(1995年、プロデューサー)
- 大往生(1997年、プロデューサー)
- 失楽園(1997年、プロデューサー)
- 永遠の仔(2000年、企画)
- 陰陽師(2001年、プロデューサー)
- 天国への階段(2002年、企画・プロデューサー)
- ナイフの行方(2014年、制作統括)
- 陰陽師 (2015年のテレビドラマ) (2015年、テレビ朝日、プロデューサー)
- 五年目のひとり (2016年、テレビ朝日、チーフプロデューサー)
映画
[編集]- ミスター・ベースボール(1992年、制作総指揮)
- クライムブローカー/仮面の誘惑(1992年、制作総指揮)
- レッスン LESSON (1994年、制作総指揮)
- 愛の黙示録(1997年、総合プロデューサー)
- 義務と演技(1997年、企画)
- 長崎ぶらぶら節(2000年、企画)
- 陰陽師(2001年、企画)
- 竜二Forever(2002年、企画)
- 精霊流し(2003年、企画・翻案)
- 陰陽師II(2003年、企画)
- 青空のルーレット(2007年、企画)
受賞
[編集]- 国際エミー賞(「紅い花」、「ビゴーを知っていますか」)
- 文化庁芸術祭大賞(「紅い花」)
- 松尾芸能賞企画制作賞(個人)
- 日本映画テレビプロデューサー協会賞(個人)
- 放送文化基金個人賞(個人)
- 芸術選奨文部大臣賞(個人)
著作
[編集]- 『プロデューサーの旅路 テレビドラマの昨日・今日・明日』朝日新聞社、1985年10月。ISBN 978-4022553959。