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秀丸エディタ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
秀丸エディタ
作者 斉藤秀夫
開発元 サイトー企画
初版 1995年7月29日 (29年前) (1995-07-29)
最新版 9.37 - 2024年8月1日 (2か月前) (2024-08-01) [±]
最新評価版 9.39β8 - 2024年10月17日 (15時間前) (2024-10-17) [±]
プログラミング
言語
C++
対応OS Microsoft Windows
対応言語 日本語英語
サポート状況 開発中
種別 テキストエディタ
ライセンス シェアウェア
公式サイト hide.maruo.co.jp ウィキデータを編集
テンプレートを表示

秀丸エディタ(ひでまるエディタ)は、Microsoft Windows向けのテキストエディタ

概要

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まずOS/2用に開発され、その後Microsoft Windowsへ移植された(OS/2版はフリーウェア)。Windows 3.1時代から現在まで開発が続いており、1995年に32bit対応をした後はWindowsの定番のエディタとなっており[1]、Ver7.09からは64bit版にも正式に対応された。公開当初より本体価格が4,000円(2019年10月より消費税により4,400円[2])のシェアウェアである。

開発は「秀まるお」こと斉藤秀夫。会社員時代に作成していたが、その後退職し「サイトー企画」を立ち上げ、秀丸エディタの開発に専念するようになる。

なお、秀丸メールにも秀丸エディタ相当のエディタが組み込まれており、秀丸エディタのマクロも使用することができる。

秀丸エディタおよびサイトー企画が頒布する「秀シリーズ」ソフトウェアの使用サポートはサイトー企画の運営するメーリングリストで行われており、作者や開発者によるサポートを直接受けることができる[3]

1996年に窓の杜大賞の「エディタ・ファイル操作部門賞」に選ばれている[4]

特徴

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後述するように、秀丸エディタは多くの機能を搭載するが軽快に動作し[1]、常駐モードなどでさらなる動作速度のアップを図っている。

また、C言語に似た文法を持つ独自のマクロ機能を搭載しており、これにより、定型作業の効率化、複雑な作業の一本化を図ることができる。単なる動作記録としてでなく、分岐条件やDLLへのアクセス、各種プログラムの実行などが可能となっており、単なるエディタに留まらない作業が可能。サイトー企画では、これらのライブラリを用意しユーザーからのマクロを一括して紹介しており、多数のマクロが公開されている。

その他

  • 各種言語の色分け
  • 大きなサイズのファイルに対応
  • 多くのカスタマイズ機能
  • タブ式による複数ファイルの管理
  • 縦書き・段組み編集に対応
  • プラグイン(変換モジュール)による拡張
  • アウトライン機能
  • 部分編集機能
  • コードの折りたたみ機能

などの特徴がある。

Ver.6.50からは単語補完・grep置換をサポートしている。

フリー制度

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秀丸エディタはシェアウェアだが、以下の条件に当てはまるユーザーは無料で利用できる「秀丸エディタ フリー制度」という制度がある[5]

学生
* 個人 - 金銭的に難儀していることが条件。ただし卒業後は有料となる。
* 団体 - 学生が学校内のPCで使用する場合。卒業後は有料。なお、授業で使う場合も含めて教職員は対象外。
フリーウェア作者
* シェアウェア作者は対象外。
Windows関係の書籍・雑誌の著者

脚注

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  1. ^ a b 秀丸エディタ - 窓の杜ライブラリ”. 2014年9月20日閲覧。
  2. ^ ご購入方法”. サイトー企画. 2019年12月28日閲覧。
  3. ^ サポート”. サイトー企画. 2018年6月26日閲覧。
  4. ^ 1996年 窓の杜大賞 結果”. 窓の杜. 2022年6月26日閲覧。
  5. ^ 秀丸エディタフリー制度”. サイトー企画. 2018年6月26日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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