江口重幸
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江口 重幸 (えぐち しげゆき) | |
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生誕 |
江口 重幸 (えぐち しげゆき) 1951年生まれ 日本 |
居住 | 日本 |
国籍 | 日本 |
研究分野 |
精神医学 医療人類学 文化精神医学 精神医学史 |
研究機関 | 東京大学医学部 |
出身校 | 東京大学医学部医学科 |
プロジェクト:人物伝 |
江口 重幸(えぐち しげゆき、1951年 - )は、日本の精神科医、医療人類学者。東京武蔵野病院名誉副院長。専門は臨床精神医学、医療人類学、文化精神医学、精神医学史[1]。
臨床精神医学を基本としながらも、医療人類学、文化精神医学、精神医学史領域などで多彩な活躍をみせる人物である。その訳業や自身の臨床経験から、解離性障害の研究でも知られる。
来歴
[編集]1951生まれ。1977年東京大学医学部卒業。長浜赤十字病院、都立豊島病院を経て、1994年から一般財団法人精神医学研究所附属東京武蔵野病院医員[1]。現在東京武蔵野病院名誉副院長、教育研究部長。
学会
[編集]著書
[編集]単著
[編集]- 『精神科医からのメッセージ シャルコー —力動精神医学と神経病学の歴史を遡る』勉誠出版、2007年11月。ISBN 9784585052791。
共編著
[編集]- 『ナラティヴと医療』金剛出版、2006年12月。ISBN 9784772409445。
分担執筆
[編集]- 『臨床精神医学講座23 —多文化間精神医学』中山書店、1998年1月。ISBN 9784521490519。
- 『臨床精神医学講座S1 —精神医療の歴史』中山書店、1999年9月。ISBN 9784521492315。
- 『対人援助の技とこころ —心理療法再入門』金剛出版、2009年10月。ISBN 9784772411004。
- 鈴木晃仁、北中淳子 編『シリーズ精神医学の哲学2 精神医学の歴史と人類学』東京大学出版会、2016年9月。ISBN 9784130141826。
共訳
[編集]- アーサー・クラインマン 著、江口重幸、上野豪志、五木田紳 訳『病いの語り —慢性の病いをめぐる臨床人類学』誠信書房、1996年4月。ISBN 9784414429107。
- フランク・A・ジョンソン 著、江口重幸、五木田紳 訳『「甘え」と依存 —精神分析学的・人類学的研究』弘文堂、1997年2月。ISBN 9784335650970。
- バイロン・J・グッド 著、江口重幸、下地明友、三脇康生、五木田紳、大月康義 訳『医療・合理性・経験 —バイロン・グッドの医療人類学講義』誠信書房、2001年5月。ISBN 9784414428568。
- マーガレット・ロック 著、江口重幸、山村宜子、北中淳子 訳『更年期 —日本女性が語るローカル・バイオロジー』みすず書房、2005年9月。ISBN 9784622071617。
- デイヴィッド・ヒーリー 著、田島治、江口重幸(監訳)、冬樹純子 訳『ヒーリー精神科治療薬ガイド』みすず書房、2009年7月。ISBN 9784622074748。
- アーサー・クラインマン 著、江口重幸、下地明友、松澤和正、堀有伸、五木田紳 訳『精神医学を再考する —疾患カテゴリーから個人的経験へ』みすず書房、2012年1月。ISBN 9784622076674。
- デイヴィッド・ヒーリー 著、江口重幸(監訳)、坂本響子 訳『双極性障害の時代 —マニーからバイポーラーへ』みすず書房、2012年11月。ISBN 9784622077206。
- エドワード・ショーター 著、江口重幸、大前晋(監訳)、下地明友、熊崎努、堀有伸、伊藤新、秋久長夫 訳『精神医学歴史事典』みすず書房、2016年7月。ISBN 9784622078685。
- イアン・ハッキング 著、江口重幸、大前晋、下地明友、三脇康生、ヤニス・ガイタニディス 訳『マッド・トラベラーズ―ある精神疾患の誕生と消滅』岩波書店、2017年8月。ISBN 9784000248228。
出典
[編集]- ^ a b 江口重幸『精神科医からのメッセージ シャルコー —力動精神医学と神経病学の歴史を遡る』勉誠出版、2007年11月。ISBN 9784585052791。