根本知
根本 知（ねもと さとし、1984年 - ）は、日本の書家[1]。
来歴[編集]
埼玉県越谷市出身[2]。大東文化大学大学院博士課程修了、2013年に書道学の博士号を取得。大東文化大学文学部書道学科非常勤講師（2013〜）、放送大学教養学部非常勤講師（2019〜）、大東文化大学第一高等学校非常勤講師（2020〜）、相模女子大学学芸学部非常勤講師（2020〜）を経て、現在、立正大学文学部文学科日本語日本文学コース特任講師。
教鞭を執るかたわら、かな書道およびペン習字の講座を各地で開き、2016年に初の個展を開催した[2][3]。2018年に腕時計ブランド「GrandSeiko」へ作品提供し、2019年にはニューヨークにて個展「flow」を開催。そして、2024年の大河ドラマ「光る君へ」において、題字と書道指導を担当した[3]。
［連載］
・裏千家茶道雑誌 月刊『なごみ』（淡交社）「くずし字道場」（2020〜）
・WEB無料連載「ひとうたの茶席」（2020〜）https://www.hitouta.com/
著書[編集]
- 『読むだけで「うまい」と言われる字が書ける本』CCCメディアハウス 2014年
- 『美文字の法則 さっと書く一枚の手紙 ―ボールペン・万年筆・毛筆』さくら舎 2017年
- 『書の風流 ー 近代藝術家の美学』春陽堂書店 2021年
- 『平安かな書道入門:古筆の見方と学び方』雄山閣 2023年
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ^ “根本知（ねもとさとし）”. WEBザテレビジョン. KADOKAWA. 2024年5月15日閲覧。
- ^ a b “「書く」”. 彩の国. 埼玉県 (2024年3月31日). 2024年5月15日閲覧。
- ^ a b “かなふみ｜根本知さん インタビュー①”. NHKアーカイブス. NHK (2024年2月9日). 2024年5月15日閲覧。