コンテンツにスキップ

本田敏秋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

本田 敏秋(ほんだ としあき、1947年昭和22年)8月10日[1] - )は、元岩手県遠野市長。

経歴

[編集]

岩手県出身[2]岩手県庁職員を経て、2002年(平成14年)4月に当選[2]。「どぶろく特区」発案や地域再生などの「田舎のよさを引き出す」ことを念頭においた施策をアピールしている。

遠野市を「民話のふるさと」から「日本のふるさと」への脱皮させ「遠野」のネームバリュー向上を実績として掲げている。

また、深刻な医師不足への対策や中央省庁との人的交流等、中央とのパイプ作りといった施策もアピールしている。都会からの移住支援制度「ふるさと市民制度」を提唱も行っている。

2022年11月3日、秋の叙勲において、旭日中綬章を受章した[3][4]

プロフィール

[編集]

公選歴

[編集]
  • 2002年(平成14年)4月14日 - 遠野市長(初当選)
  • 2002年(平成14年)4月25日 - 第6代遠野市長就任
  • 2005年(平成17年)10月23日 - 初代(新)遠野市長就任(隣村宮守村との合併のため)

最終学歴

[編集]

神奈川大学法学部卒業[2]

職歴

[編集]
  • 岩手県総務部秘書課主任秘書主査(中村直知事秘書)
  • 環境保健部医務課課長補佐
  • 企画調整部科学技術振興室長
  • 総務部消防防災課長
  • 商工労働観光部工業振興課長
  • 企画振興部企画調整課長
  • 同久慈地方振興局長

著書

[編集]
  • 「遠野スタイル」ぎょうせい。

脚注

[編集]
  1. ^ 『全国歴代知事・市長総覧』日外アソシエーツ、2022年、31頁。
  2. ^ a b c 『新訂 現代政治家人名事典 : 中央・地方の政治家4000人』482頁。
  3. ^ 令和4年秋の叙勲 勲章受章者名簿 - 総務省 2022年11月3日
  4. ^ 『官報』号外235号、令和4年11月4日

参考文献

[編集]
  • 『新訂 現代政治家人名事典 : 中央・地方の政治家4000人』日外アソシエーツ、2005年。
  • 『全国歴代知事・市長総覧』日外アソシエーツ、2022年。
公職
先代
菊池正
岩手県遠野市長
2002年 - 2021年
次代
多田一彦